対イラク武力行使

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相対化可能な視点

投稿者: immoralbeloved 投稿日時: 2006/03/28 17:45 投稿番号: [89705 / 118550]
>そうなのかもしれません。
しかし、近代以降の世界は、異文化間の交流(あるいは闘争)を経て、異質であるもの同士の共存を探っているようにも思います。その意味で、いつか、「真実はひとつ」になるかもしれません。

共存を探っている間に互いの腹の探りあいになって、その奥底にあるもの(優位性の主張)の存在に互いがおののき、対策を練っている(剣を磨ぎあっている)─というのが現状のような気がするがな。そういう意味では、有限の時の流れの中で「真実が1つ」になるにはまだまだ幾多の衝突が必要なのかもしれん。

>それは、言語化されて認識されるものではなく、「プロセス」として統合されていくものだと感じています。

Bonnoと似たようなことを言うんだな。

しかし、現在が何かが構築される過程(プロセス)にあるかどうかは、結局のところ何かが構築されはじめて初めてわかるものであるし、いま現在何かが構築される工程(プロセス)にあるかどうかも、グランドデザインのわかっている者にしかわかるまい。つまり所詮「これはプロセスなのである」とするのは後付けの論理であり、過程で起きていることがあたかも必然であるかのように語るのは、都合の良い「解釈」に過ぎないのではないか。

現在起こっていることに秩序や法則があると考えるのは、理解できない事象を理解するための理由付けでしかないのではないか。むしろ、混沌のなかにあっては秩序や法則という概念に囚われない自由な発想でいることが、思考の飛翔を生み出すのかもしれん。そういう意味では、「プロセスとして統合される」過程なのだろうと考えること自体、無理に秩序や法則を求める縛られた発想からきていると考えられるのではないか。

現在の事象を単なる秩序の破壊行為だと考えたら、その後に何があるかは、その破壊行為の先を見越したグランドデザインを作り上げたものにしかわかるまい。俺には、その先は考えられていなかったような気がする。だから、理由付けをしたいのは山々だが、現実が理屈に合わないことばかりで説明がつかない・つけられないのが現状ではないのか。


>という、「異質者との対立」と「同質者との共感の確認」以上のことはできないのでしょう。

我々はどうやら、思考レベルではまだ二次元世界の生き物らしいな。

>もしより高度な議論を望むならば、自己の価値観をも相対化できる視点が必要かと考えています。

そのためには世界(社会)があまりにも単純化されている気がするが気のせいか。

単純化された世界で自己のみが相対化できる視点を持ったとしても、その相対化可能な視点に周囲が気付き理解されなければ、その開発された視点は意味をなさないのではないか。自己啓発によりそうした視点を作り上げることは大事な作業かもしれんが、より大事なのはその視点を周囲に理解させることだ。しかしそれは並大抵のことではない。

千里眼を持ったものは、その素晴らしい価値を誰とも共有できないという。
「相対化可能な視点」というものにもそれに似たものを感じる。
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