Re: ブッシュ大統領の撤退についての発言
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/23 22:35 投稿番号: [89478 / 118550]
>正式政権が駐留を通告
・任期中は撤退しない
→
矛盾しない
それは全くその通りです。
しかし、問題は、一方の当事者であるイラク正式政権が
まだ存在していない段階で、
相手の意向もまだ全く分からない時点で、
一方的に、「撤退しない」と宣言することは、
相手の意向を無視していると言えるのではないですか。
今の段階では、
「撤退時期については明言できない。
正式政権発足後、正式政権と協議する」
というのが、順当な見解だと思うのですが。
確かに、人口比六割のシーア派と、人口比二割のクルドは、
米軍の早期撤退は求めない可能性が高いとは推測しています。
先日のアンケート結果でもそうです。
シーアとクルドを併せると、もうそれだけで、
スンニ派の意向とは関係なく多数派を形成しますから、
シーアとクルドの意向では、
彼らの多数派は、二年後までの撤退、
あるいは、治安情況の改善に伴って減らしていくというものだったと思います。
しかし、シスターニ師は、腹の底では、
米軍撤退を実現するつもりだと思いますよ。
まあ、焦らずにやろうという、熟慮戦略だと思っています。
シスターニ師にとって、米軍の全面撤退を実現したいのか、
それとも、クルド地区になら別に存在しても構わないと
思っているのかは分かりませんが。
>仮に撤退するにしても「スンニ派擁護」の名目でスンニ派に
>大量の武器弾薬を譲渡してから撤退しないといけないと思うのだけれど。
軍事的バランスということでしょうか?
私には、軍事バランスは、実は分からないのですが、
私の素人考えでは、
・クルドのペシュメルガは、公称3、4万、実質2、3万
・スンニ派民兵は、2、3万
・シーア各派民兵については、分かりませんが、
人口比からいうとクルドとスンニの三倍ですから、6〜9万でしょうか?
現在では、クルドのペシュメルガが最強だと思っていますが、
問題は、武器の補充ルートです。
・シーア派はイランから豊富に供給を受けることができそうです。
・スンニ派もスンニ派アラブ諸国から、供給を受けることができると思われます
・クルドには、武器を供給してくれる支援国はありません。
唯一米国のみです。
米軍がクルド地区に駐留すれば、別ですが、米軍が内戦を避けて、撤退したら
クルドは、武器の供給元がありません。
しかも、クルドには、もう一点弱点があります。
トルコ国境にも、兵力を割かねばならないという点です。
これは メッセージ 89477 (yankeejapan さん)への返信です.
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