対イラク武力行使

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テロを未然に防げなかった複合的理由

投稿者: maya_kosmisch 投稿日時: 2006/03/19 10:48 投稿番号: [89296 / 118550]
私はテロを未然に防げなかったことの表向きの最大の理由が、アメリカの諜報機関の問題を挙げました。
情報機関間の「縄張り争いも含む」確執によって重要な情報が闇に葬られたり、FBIがテロ犯を何度も見失ってしまったという失態があったのです。
FBIにすればCIAから情報を提供されて当然だというスタンスですが、FBIの使命は犯人逮捕で、その証拠は法廷で公開されることが前提です。
しかし、CIAにとって情報源と入手方法が明らかにされるのは死活問題です。犯罪者を摘発しようとするFBIと、逆に犯罪者を泳がせたり、利用してでも入手して、テロを未然に防ごうとするCIAでは、同じ問題を解決するにしても利害に不一致が出てくることが多々あるわけです。
そうなると当然そこに確執が生まれ、そこで本来なら双方が呈示すべき情報を隠蔽するという不具合が生じてくるのは必定でしょう。(人間の本性からして)
実際、アルカイダのテロリスト2名がアメリカにやってきたという情報が、CIAのどこかに埋もれていたという事実があります。
また、アメリカの航空学校で奇妙な事が続いているという情報が、FBIのどこかに埋もれていたということも、その後明るみになっています。
こういったことは、ほんの氷山の一角に過ぎません。
この点はテロを未然に防ぐという意味では、かなり重要な問題です。
こういった諜報機関の確執のみならず、行政の縦割り構造にも問題があったということも既述していまし、CIAへの経費や人員削減、そしてアラビア語を駆使できる人材不足の問題も挙げています。

それでも情報そのものは、なんだかんだ言いながらも中央中枢には伝えられましたし、アメリカ国内のみならず海外の諜報機関からも情報は寄せられています。
それでもアメリカ政府は、その対応を怠った。
それはビンラディン率いる国際テロネットワークの過去の犯罪と凶暴性は伝えられても、その後バージョンアップした脅威性までは誰も伝えることは出来ないからです。経験のないことは誰も想像できませんし(日本への原爆情報にしても然り)、ましてや「国家でなあい一塊のテロ組織のやることなんぞでアメリカ本体を揺るがせられる筈がない。
そういうことも踏まえて、アメリカは事が起こらないことには動かないと、リチャード・クラークの言を借りて述べたのです。
そういったテロ情報などよりは、イラクのフセイン打倒の方が重要だと、ように米政府側が思ったとしても何ら不思議はありません。事実そうだったわけです。
そして、そのテロ情報を握りつぶすというか、歪曲して妨害した裏の妨害者がウォルフォウィッツ国防副長官を象徴とする「ネオコン」の存在です。
こういったことの全てが複合的に働いて、9.11テロの甚大な被害が現実のものとなってしまったのだと私は見ています。
結果、アフガニスタン攻撃はともかくとして、イラク侵攻への大義名分に9.11テロを使うという強かさをブッシュ政権は見せつけてくれましたが。(ネオコンの入れ知恵だと私は見てます)
これが陰謀説の疑惑の元のひとつにもなっているのでしょうが、サウジアラビアとの奇妙なトライアングルや、反フセインにも見られるように、ビンラディンとブッシュ政権の利害はリンクしているところが多々あります。
であればこそ、いつまでもアメリカの自作自演説が消えないのだろうと思います。
しかしきちんと情報を追っていき、その全体をトータルに見ていけば、アメリカの自作自演という説がいかにとるに足らないデンパであるかということが見えてきます。
その為にも、情報ソースの選択の識別力は大事です。


※この後出かけますので、この後のレスは難しくなります。
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