Re: 煩悩さんへ:個別的事象について?
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/03/11 06:58 投稿番号: [88806 / 118550]
>>あなたはイラク人の「総意」が「米軍を憎みつつも頼っているのだ」と結論
>そんなこと書いてないでしょう。
では、あなたがmsg.88730で書かれた以下の文の真意を説明してください。
>スンニ派は、米軍を憎悪し、
>レジスタンスを支持し、
>米軍の撤退を望み、
>そして同時に、正に同時に現段階では米軍の保護も必要としているのです。
>いや、現在のイラクで米軍に最も撤退して欲しくないのは、
>バグダッドのスンニ派なのではないかと思うに至りました。
なんとなくは、分かりますよ。あなたはご自分で「情報操作にひっかかりやすい」と言っておられますよね。たしかに、これを見れば「なるほど」とうなづけます。
「米軍のパトロールに感謝するスンニ派住民」というニュースを見て、最初は「そんなバカな!」と思ったけど、紹介された事実は現に存在する・・・認識を改めねばって気持ちが、極端から極端に振れた・・・そんなところでしょうね。黒だと思っていたものの中に白が存在することを見せつけられ、全部が真っ白だと思ってしまったってわけです。
>どんな現実でも、ますは受け止めねばなりません。
そうですね、まずは受け止めるべき、つまり拒絶すべきではないけど、受け止めることと正しく理解することは別です。
>ニュース報道の内容は、<個別的事象そのもの>ではありません。
これに気付かれただけでも、今回のやりとりは価値があったと思いますよ。でもね、あなたが、上記のニュースに大きな影響を受けてしまった原因は、それまでの認識にもあったんではないでしょうか? つまり、「スンナ派はみんな米軍を憎んでいる」という思い込みです。アンケートには「八割以上」とあったんですが、この数字は「ほぼ全て」という印象を与えてしまいます。でも逆に見ると、「二割弱」のスンナ派住民が米軍の存在を肯定的に見ているってことになるのです。否定的な調査結果を見て「全否定」、肯定的な個別事象を見て「全肯定」…これが「生きた現実に迫りたい」と努力した結果だったら、ちょっとむなしくないですか?
ものごとには否定的側面と肯定的側面が常に共存します。「戦争=悪」「侵略=悪」「テロ=悪」というような全否定は思考停止の元なんですよね。情報操作は、こうした固定観念を利用して世論を誘導します。私は「反戦」の立場なんですが、「戦争は悪」という固定観念にとらわれている反戦運動家を見ると「あぶなっかしいなぁ」と感じてしまいます。だから、私はそれを「感情的反戦」と呼んで、「理論的反戦」と区別しているのです。
「生きた現実に迫ろう」とすると、どうしても「感情」が前面に出てくるんですよ。だから、あえて紹介された「現実」を丸呑みにせず、なるべく感情を殺して受け止めるようにしています。たとえば、反戦サイトではよく「戦争の犠牲になった小さな命」というような写真集が載っています。いたいけない子供が米軍の空爆で手足や両親、命まで奪われてしまった「現実」を伝える写真です。でも、これを見て「なんてことしやがるんだ、この鬼畜米軍め!」と感情的になってしまったら、もうこの時点で情報操作にひっかかっていることになります。
そうした経緯で「反戦」「反米」になった人は、逆に欧米人が人質になって首を斬られるシーンを見たとたん「本物の悪はアラブだったんだ。イスラムだったんだ。今までのオレは間違っていた」と猛省して「戦争支持」「米軍応援」に転向するんです。
私は妹之山さんの投稿に、そうした純粋さゆえの、危うさを見てしまったので、ちょっと苦言を呈してみました。お気を悪くされたのなら謝りますが、決して非難、罵倒のたぐいではない(そういう意図ではない)ということを、どうかご理解ください。
>そんなこと書いてないでしょう。
では、あなたがmsg.88730で書かれた以下の文の真意を説明してください。
>スンニ派は、米軍を憎悪し、
>レジスタンスを支持し、
>米軍の撤退を望み、
>そして同時に、正に同時に現段階では米軍の保護も必要としているのです。
>いや、現在のイラクで米軍に最も撤退して欲しくないのは、
>バグダッドのスンニ派なのではないかと思うに至りました。
なんとなくは、分かりますよ。あなたはご自分で「情報操作にひっかかりやすい」と言っておられますよね。たしかに、これを見れば「なるほど」とうなづけます。
「米軍のパトロールに感謝するスンニ派住民」というニュースを見て、最初は「そんなバカな!」と思ったけど、紹介された事実は現に存在する・・・認識を改めねばって気持ちが、極端から極端に振れた・・・そんなところでしょうね。黒だと思っていたものの中に白が存在することを見せつけられ、全部が真っ白だと思ってしまったってわけです。
>どんな現実でも、ますは受け止めねばなりません。
そうですね、まずは受け止めるべき、つまり拒絶すべきではないけど、受け止めることと正しく理解することは別です。
>ニュース報道の内容は、<個別的事象そのもの>ではありません。
これに気付かれただけでも、今回のやりとりは価値があったと思いますよ。でもね、あなたが、上記のニュースに大きな影響を受けてしまった原因は、それまでの認識にもあったんではないでしょうか? つまり、「スンナ派はみんな米軍を憎んでいる」という思い込みです。アンケートには「八割以上」とあったんですが、この数字は「ほぼ全て」という印象を与えてしまいます。でも逆に見ると、「二割弱」のスンナ派住民が米軍の存在を肯定的に見ているってことになるのです。否定的な調査結果を見て「全否定」、肯定的な個別事象を見て「全肯定」…これが「生きた現実に迫りたい」と努力した結果だったら、ちょっとむなしくないですか?
ものごとには否定的側面と肯定的側面が常に共存します。「戦争=悪」「侵略=悪」「テロ=悪」というような全否定は思考停止の元なんですよね。情報操作は、こうした固定観念を利用して世論を誘導します。私は「反戦」の立場なんですが、「戦争は悪」という固定観念にとらわれている反戦運動家を見ると「あぶなっかしいなぁ」と感じてしまいます。だから、私はそれを「感情的反戦」と呼んで、「理論的反戦」と区別しているのです。
「生きた現実に迫ろう」とすると、どうしても「感情」が前面に出てくるんですよ。だから、あえて紹介された「現実」を丸呑みにせず、なるべく感情を殺して受け止めるようにしています。たとえば、反戦サイトではよく「戦争の犠牲になった小さな命」というような写真集が載っています。いたいけない子供が米軍の空爆で手足や両親、命まで奪われてしまった「現実」を伝える写真です。でも、これを見て「なんてことしやがるんだ、この鬼畜米軍め!」と感情的になってしまったら、もうこの時点で情報操作にひっかかっていることになります。
そうした経緯で「反戦」「反米」になった人は、逆に欧米人が人質になって首を斬られるシーンを見たとたん「本物の悪はアラブだったんだ。イスラムだったんだ。今までのオレは間違っていた」と猛省して「戦争支持」「米軍応援」に転向するんです。
私は妹之山さんの投稿に、そうした純粋さゆえの、危うさを見てしまったので、ちょっと苦言を呈してみました。お気を悪くされたのなら謝りますが、決して非難、罵倒のたぐいではない(そういう意図ではない)ということを、どうかご理解ください。
これは メッセージ 88804 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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