対イラク武力行使

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2005年秋寸景

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/08 03:17 投稿番号: [88668 / 118550]
2005年10月:フセイバ、11月:カイム

ある日、武装した数百人の集団が街にやってきた。
アルカイダ系とか言われている集団だ。
街の長老達や部族長達や有力者が、
街から出ていってくれないかと交渉している。
でも、出て行かないらしい。
大変なことになった。
きっと米軍がやってきて、街を滅茶苦茶にされる。
なんとか出て行ってくれないものか。
もう何軒か拠点にさせられてしまったらしい。
奴らが出て行かなければ、こっちが出て行くしかない。

中には、奴らと銃撃戦を行う部族やレジスタンスもいた。

こうして難民が数十万人も生み出された。
米軍が来る前に出て行った者、
何らかの理由で出て行かず、街に残った者。

アルカイダと言われる部隊も米軍がやって来る前に
そのほとんどは街を出て行った。

米軍がやってきた。
そうあのファルージャと全く同様に、
家の中央で家族が一塊になって、
あとはただ我が家が無事なのを神に祈るしか他にすることはなかった。
地下壕がある者はその中で過ごした。

小規模な戦闘はあった。
銃撃戦があった。
ある民家に立てこもった武装勢力が、
米軍と銃撃戦を行っていた。
その家に空爆があった。
隣家一家は皆巻き添えになって死んだ。

米軍は掃討作戦とやらを行っている。
我が家にも踏み込んで来た。
家の扉を破壊し、土足で踏み込んで来た。
親父は後ろ手に縛られ、僕も地面に押し付けられた。
何人かは連行されてしまった。

戦闘は終わった。
街はあちこち被害を被っている。
家を破壊された人達は親族の家かテントで暮らしている。


2005年12月:ラマディ

今度は奴らがラマディにやって来るらしい。
カイムから流れてきたらしい。
カイムの街も相当やられたらしい。
今度は俺達の番か、やれやれ
なんとかならないものか、
街の長老達、部族長達、更にはレジスタンスの司令官もやって来て、
連中と話し合っている。
でも出て行かないらしい。

12月2日、連中約四百人が俺達の街に白昼公然と登場した。
こんな真昼間に大勢で姿を現すなんて、
俺達が知っているレジスタンスは、決してそんな馬鹿な真似はしない。
米軍が黙っている筈がない。

おや?   おかしいな、米軍はやって来ない。
なんで来ないんだ。
まあその方が有り難いけどな。

しかし、その翌日から空爆が始まった。
徹底的な空爆だ。
ひどいもんだ。
真上から弾が降ってくる。
あれが、C130地上攻撃機という奴か。
畜生、あっという間に建物が破壊されていく。



米軍は憎いけれども、奴らのことも憎い。
米軍の空爆は憎いけれども、奴らがやって来なければと思う。

占領は嫌だ。
一日も嫌だ。
米軍は一日も早くいなくなって欲しい。
でも、もう街は破壊されてしまった。
家を無くした者達はどうすればいいというのだろう。
ずっとテント暮らししろというのか。


選挙など欺瞞的だと聞いた。
でもそうなのだろうか。
もし、少しでも今より良くなるのなら、
今度は投票に行ってみるか、
駄目で元々だ。
やらないよりはましだろう。
いつも通っているモスクのイマームもそう言っている。

でも今はまだ希望が失われた訳ではない。
一千万人ものイラク人が投票した。
正式政権が成立することになっている。
国連によるイラク統治も終了することになっている。
正式政権が外国軍撤退を通告すれば、それは実現するのではないか。
しかも、シーア、スンニ、クルドの挙国一致内閣ができるそうだ。
良い方向に向かっているな。



う〜ん、困った。
アスカリモスク爆破以降、滅茶苦茶だ。
本当に内戦になるのか?
イラクは一体これからどうなるんだ。
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