ジャファリ首相続投問題①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/03/04 03:04 投稿番号: [88484 / 118550]
<アルジャジーラの報道>
「イラククルド人の統一会派であるクルド同盟のマハムード・オスマン議員に
よれば、クルド勢力とスンニ派アラブの各会派は、次期首相候補として名前の
挙がっているジャファリ現首相は、中立的でない為、首相候補としては
相応しくないと考えているということです。
『ジャファリ氏を首相にする内閣に参加することはできないと考えている』
(マハムード・オスマン議員)
もしジャファリ氏の指名を強行しようとするならば、旧政権の崩壊以来続いて
いるクルド勢力との戦略的同盟関係の解消の繋がるかもしれず、
大きな代償を支払うことになります。
クルド勢力がスンニ派や元々関係の良いアラウィ前首相の一派と
同盟を組む可能性もあります。
しかしジャファリ氏の指名を取り下げることも、出身のダアワ党や
ジャファリ氏の指名を受け入れたサドル師の勢力などの反発を招くでしょう。
組閣協議における自らの立場を弱くしてしまいます。
クルド勢力がジャファリ氏の指名に反対するのは、油田地帯である
キルクークの帰属問題に関するジャファリ氏の立場が第一の問題だと
考えているからだと観測筋はみています。
各勢力がアメリカの立場にならって宗派間対立を回避し、
イラクの統一を守ろうとしている表れかもしれません。
また、ジャファリ氏がトルコを訪問したことが、
イラクの政治情勢に新しい局面を作り出した原因なのかもしれません。
スンニ派のイラク合意戦線党首のアドナン・ドレイミ氏を狙った暗殺未遂事件が
発生しましたが、ドレイミ氏は、どの勢力をも非難したくないと述べました。
そのような発言をすると宗派間対立を煽る恐れがあるからだとのことです。
統一イラク同盟の側は、候補の選出は同盟の内部問題だと反論しました。
スンニ派のイラク合意戦線と国民対話評議会及びイラキーヤ・リストからなる
評議会は、ジャファリ氏が治安改善や流血の事態の阻止に失敗したと
批判しています。
クルド人勢力がジャファリ氏に反対しているのには、
いくつかの理由があるようです。
ジャファリ首相がクルド人の大統領に連絡せずにトルコを訪問した為、
対立が表面化しました。
ジャファリ首相のトルコ訪問によって、クルド人はイラク北部の将来について
秘密の交渉が行われているという不安を強めました。
またクルド地区に自治権を与える暫定統治法が守られないという不安もあります
その不安はサドル師の勢力がジャファリ氏擁立に傾いたことで、
より強まっています。
ジャファリ首相が、サドル派など連邦制に反対する勢力に譲歩し、
暫定憲法や米軍駐留についても妥協するかもしれないからです。
政治情勢の安定は、治安情況の改善や米軍撤退を実現する為には
決定的に重要です」
「新憲法でイラクの国内対立は解消しない」酒井啓子
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2005/10/post_8510.html
「クルドは、キルクーク油田の石油収入、石油政策における
地方政府の権限増大を主張
一時は地方政府の取り分を収入の三割と要求し、
かつその取り分比率を憲法に明記することまで議論された。
八月初め、SCIRI議長は、南部地方自治政府(シュメール連邦)樹立構想を
打ち上げた。
スンニ派の憲法起草委員は、草案への最後の妥協として、
『連邦制はクルドだけに対して認める』との腹案を持っていたと報じられる。
シスターニ師は、一年半前から連邦制案に反対の意向を示してきた。
<サドル派の動向>:政敵のSCIRIの着実な地盤固めへの対抗
・南部連邦構想を主張するSCIRIは南部県の多くで知事、地方評議会の多数派を
占めており、最近では、バグダッド知事を辞任に追いやり、自派の知事を立て
るなど、その勢力拡大は露骨とも見える。
・一部バスラやマイサンなど油田地域では、サドル派やその他地元勢力の影響力
が強い。
・サドル派はスンニ派の反米勢力とも一定の関係を持ち、
イラクの分裂を危惧する国民の支持を得ている。
南部地域は、自立か、国の統合かを巡り、
SCIRIとサドル派がそれぞれ地盤獲得の熾烈な抗争を開始している」
「イラククルド人の統一会派であるクルド同盟のマハムード・オスマン議員に
よれば、クルド勢力とスンニ派アラブの各会派は、次期首相候補として名前の
挙がっているジャファリ現首相は、中立的でない為、首相候補としては
相応しくないと考えているということです。
『ジャファリ氏を首相にする内閣に参加することはできないと考えている』
(マハムード・オスマン議員)
もしジャファリ氏の指名を強行しようとするならば、旧政権の崩壊以来続いて
いるクルド勢力との戦略的同盟関係の解消の繋がるかもしれず、
大きな代償を支払うことになります。
クルド勢力がスンニ派や元々関係の良いアラウィ前首相の一派と
同盟を組む可能性もあります。
しかしジャファリ氏の指名を取り下げることも、出身のダアワ党や
ジャファリ氏の指名を受け入れたサドル師の勢力などの反発を招くでしょう。
組閣協議における自らの立場を弱くしてしまいます。
クルド勢力がジャファリ氏の指名に反対するのは、油田地帯である
キルクークの帰属問題に関するジャファリ氏の立場が第一の問題だと
考えているからだと観測筋はみています。
各勢力がアメリカの立場にならって宗派間対立を回避し、
イラクの統一を守ろうとしている表れかもしれません。
また、ジャファリ氏がトルコを訪問したことが、
イラクの政治情勢に新しい局面を作り出した原因なのかもしれません。
スンニ派のイラク合意戦線党首のアドナン・ドレイミ氏を狙った暗殺未遂事件が
発生しましたが、ドレイミ氏は、どの勢力をも非難したくないと述べました。
そのような発言をすると宗派間対立を煽る恐れがあるからだとのことです。
統一イラク同盟の側は、候補の選出は同盟の内部問題だと反論しました。
スンニ派のイラク合意戦線と国民対話評議会及びイラキーヤ・リストからなる
評議会は、ジャファリ氏が治安改善や流血の事態の阻止に失敗したと
批判しています。
クルド人勢力がジャファリ氏に反対しているのには、
いくつかの理由があるようです。
ジャファリ首相がクルド人の大統領に連絡せずにトルコを訪問した為、
対立が表面化しました。
ジャファリ首相のトルコ訪問によって、クルド人はイラク北部の将来について
秘密の交渉が行われているという不安を強めました。
またクルド地区に自治権を与える暫定統治法が守られないという不安もあります
その不安はサドル師の勢力がジャファリ氏擁立に傾いたことで、
より強まっています。
ジャファリ首相が、サドル派など連邦制に反対する勢力に譲歩し、
暫定憲法や米軍駐留についても妥協するかもしれないからです。
政治情勢の安定は、治安情況の改善や米軍撤退を実現する為には
決定的に重要です」
「新憲法でイラクの国内対立は解消しない」酒井啓子
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2005/10/post_8510.html
「クルドは、キルクーク油田の石油収入、石油政策における
地方政府の権限増大を主張
一時は地方政府の取り分を収入の三割と要求し、
かつその取り分比率を憲法に明記することまで議論された。
八月初め、SCIRI議長は、南部地方自治政府(シュメール連邦)樹立構想を
打ち上げた。
スンニ派の憲法起草委員は、草案への最後の妥協として、
『連邦制はクルドだけに対して認める』との腹案を持っていたと報じられる。
シスターニ師は、一年半前から連邦制案に反対の意向を示してきた。
<サドル派の動向>:政敵のSCIRIの着実な地盤固めへの対抗
・南部連邦構想を主張するSCIRIは南部県の多くで知事、地方評議会の多数派を
占めており、最近では、バグダッド知事を辞任に追いやり、自派の知事を立て
るなど、その勢力拡大は露骨とも見える。
・一部バスラやマイサンなど油田地域では、サドル派やその他地元勢力の影響力
が強い。
・サドル派はスンニ派の反米勢力とも一定の関係を持ち、
イラクの分裂を危惧する国民の支持を得ている。
南部地域は、自立か、国の統合かを巡り、
SCIRIとサドル派がそれぞれ地盤獲得の熾烈な抗争を開始している」
これは メッセージ 82762 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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