落ち着きを取り戻すイラク
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2006/02/28 06:34 投稿番号: [88303 / 118550]
4日間の外出規制令が解かれ、イラクはなんとか落ち着きを取り戻してきたようだ。
イモノ山さんが提供してくれたNHKの報道と、イラク人ブロガーの報告とで一致している点と相違点をちょっと比べてみたい。
>これまではシスターニ師が自制を求める呼びかけもあってシーア派はこれまで報復に乗り出すようなことはありませんでした。今回は抗議行動を容認しました。シーア派の中にはこれはシスターニ師が報復を容認したものだと受け止める人もいました。
これはイラクザモデルも同じことをいっている。シスタニだけではなく、宗教の指導者たちは表向きは暴力に走らないようにと警告しながらも、その内容がかえって暴力を煽動するか、少なくとも容認するようなものだっがと彼もいっている。しかしここで面白いのは、イラク政府が積極的に宗派の対立を緩和すべくいくつかの会合をもったことである。たしかにスンニ派は会議参加をボイコットしたが、しかし絶対に参加しないといったのではなく、自分らの出す条件を飲まなければ参加しないと宣言したのだ。裏をかえせば交渉の余地はあるといってることになる。
さて、相違点だが、
>市民の間からは米軍が撤退すれば内戦になってしまうのではないかと懸念する声が出ています。
>治安機関こそが宗派対立を激しくさせているんです。
別府記者はわざとイラクの治安機関が警察と軍隊と両方あり、それぞれの能力に差があることを無視している。イラクザモデルでは、今回イラク軍による暴力鎮圧は非常に効果があったと語っている。しかしイラク内政省の警備隊はまったくだめで、デモ行進に集まった群衆におそれをなして退散してしまったり、なかにはデモに加わる不届きものもいたという。スンニ地区の住民は治安維持はイラク軍にしてほしいと要請してきたほどだという。
ロイターの記事によるとアメリカ軍はイラク軍の背後から待機の状態で見守るだけで手はださなかったとある。それだけイラク軍への信用が高いということなのだろう。
これは メッセージ 88299 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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