「イラク“内戦勃発”は防げるか?」 (NHK)
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/02/28 02:14 投稿番号: [88299 / 118550]
NHKのバグダッドの別府正一郎記者は、
「シーア派の不満はまるで充満していたガスに
火がつけられたかのようになりました。
これまではシスターニ師が自制を求める呼びかけもあって
シーア派はこれまで報復に乗り出すようなことはありませんでした。
今回は抗議行動を容認しました。
シーア派の中にはこれはシスターニ師が
報復を容認したものだと受け止める人もいました。
バグダッドのサドルシティ
暫定政府の警察もマハディ軍の許可なしに立ち入ることができず、
マハディ軍は武装してパトロール活動を行うなど、絶大な影響力を持っています
スンニ派のモスクにマハディ軍のメンバーが大勢乗りつけ、
火を放ったことが目撃されています。
SCIRIのバドル軍の幹部の一人が内相のジャブル氏です。
ジャブル内相が就任した去年4月以降、内務省の治安機関に
バドル軍のメンバーが多数登用されています。
この頃から治安機関がスンニ派の住民に
不当に危害を加えたとされる事件が相次ぐようになりました。
バグダッドでは今月に入り、銃殺された遺体が
路上に放置されるという不気味な事件が目立って増えています。
その多くが治安機関に連行された人達ではないかと指摘されています。
住民への暗殺を繰り返し、死の部隊として恐れられる組織が
治安機関内に存在することが公になり、
スンニ派住民の不信と反発を決定的なものにしています。
市民の間からは米軍が撤退すれば
内戦になってしまうのではないかと懸念する声が出ています。
米軍の駐留は武装勢力を招き、それがテロを生み、治安を悪化させている。
かといって今ここで退かれても困るという矛盾した声となって表れています。
治安機関こそが宗派対立を激しくさせているんです。
憲法の規定では今月25日までに初めての議会が開催される筈でした。
開催の目途すら立たず、政権協議は忘れ去られてしまったかのようです。
人々は国の先行きが見えない中で、宗派対立が悪化し、
最早後戻りできない段階にまでなってしまったのではないかと
懸念する声が聞こえるようになっています」
放送大学教授の高橋和夫氏は、
「地元グループとザルカウィ・グループの協力というのは言われたんですけれど
ザルカウィ・グループのやり方が余りに残虐であるということで、
一時期、地元、特にスンニ派グループとザルカウィ・グループの
離反ということが噂されていたんですね。
ザルカウィ・グループが狙っていることは、
シーア派を挑発して、シーア派の報復を招く、
それによってイラクを内戦状態に陥れる、大混乱に陥れて、
統治不可能にするということ。
シーア派の指導者の暗殺、シーア派の儀式へのテロ等をやってきた。
今回は、ザルカウィ・グループにとっては思う壺という所。
シーア派の怒りを引き起こすような、シーア派に対する挑発行動を
考えていると思う。
米軍の戦略はスンニ派地域とシーア派地域では若干違いがありまして、
スンニ派地域では、スンニ派の部族を抱き込もうと、
『お前の部族からは何百人、何千人、兵士、警察官を優先的に採用するから、
米軍に協力しなさい』ということで、武装組織を孤立化させようとしている。
シーア派地域では、急いで治安当局を作りたいということで、
ある意味で民兵組織をそのまま取り入れて、逆に軍隊などを
民兵組織に乗っ取られたという雰囲気である訳です。
といってでは時間を掛けて信頼できる軍・警察を一から作っていくかというと、
そうすると時間が掛かり過ぎて、出口戦略に間に合わない。
アメリカが直面しているのは、選択ではなくて、ジレンマという所ですね。
スンニ派、シーア派、クルド人の指導者というのは、
イラクが内戦の方に流れていくのか、あるいは安定化の方に流れていくのか、
別れ道に立っていると理解していると思う。
内戦の方になってしまえば、こういうことになるという地獄絵を
過去四日ないし五日の間、見せられた訳です。
テロの押収、モスクの破壊、
ですから、ここで彼らが今踏み止まって、
譲る所は譲って、妥協する所は妥協して、挙国一致内閣を作って、
踏み止まって、イラクを安定化させなければ、地獄に戻ってしまう、
そういう認識を持ったと思う。
ここで本当に彼らが妥協できるのか、結束できるのか、
鼎の軽重を問われているのがイラクの現状だと思う。
最早彼らの見識の期待するしかないと私は思います」
「シーア派の不満はまるで充満していたガスに
火がつけられたかのようになりました。
これまではシスターニ師が自制を求める呼びかけもあって
シーア派はこれまで報復に乗り出すようなことはありませんでした。
今回は抗議行動を容認しました。
シーア派の中にはこれはシスターニ師が
報復を容認したものだと受け止める人もいました。
バグダッドのサドルシティ
暫定政府の警察もマハディ軍の許可なしに立ち入ることができず、
マハディ軍は武装してパトロール活動を行うなど、絶大な影響力を持っています
スンニ派のモスクにマハディ軍のメンバーが大勢乗りつけ、
火を放ったことが目撃されています。
SCIRIのバドル軍の幹部の一人が内相のジャブル氏です。
ジャブル内相が就任した去年4月以降、内務省の治安機関に
バドル軍のメンバーが多数登用されています。
この頃から治安機関がスンニ派の住民に
不当に危害を加えたとされる事件が相次ぐようになりました。
バグダッドでは今月に入り、銃殺された遺体が
路上に放置されるという不気味な事件が目立って増えています。
その多くが治安機関に連行された人達ではないかと指摘されています。
住民への暗殺を繰り返し、死の部隊として恐れられる組織が
治安機関内に存在することが公になり、
スンニ派住民の不信と反発を決定的なものにしています。
市民の間からは米軍が撤退すれば
内戦になってしまうのではないかと懸念する声が出ています。
米軍の駐留は武装勢力を招き、それがテロを生み、治安を悪化させている。
かといって今ここで退かれても困るという矛盾した声となって表れています。
治安機関こそが宗派対立を激しくさせているんです。
憲法の規定では今月25日までに初めての議会が開催される筈でした。
開催の目途すら立たず、政権協議は忘れ去られてしまったかのようです。
人々は国の先行きが見えない中で、宗派対立が悪化し、
最早後戻りできない段階にまでなってしまったのではないかと
懸念する声が聞こえるようになっています」
放送大学教授の高橋和夫氏は、
「地元グループとザルカウィ・グループの協力というのは言われたんですけれど
ザルカウィ・グループのやり方が余りに残虐であるということで、
一時期、地元、特にスンニ派グループとザルカウィ・グループの
離反ということが噂されていたんですね。
ザルカウィ・グループが狙っていることは、
シーア派を挑発して、シーア派の報復を招く、
それによってイラクを内戦状態に陥れる、大混乱に陥れて、
統治不可能にするということ。
シーア派の指導者の暗殺、シーア派の儀式へのテロ等をやってきた。
今回は、ザルカウィ・グループにとっては思う壺という所。
シーア派の怒りを引き起こすような、シーア派に対する挑発行動を
考えていると思う。
米軍の戦略はスンニ派地域とシーア派地域では若干違いがありまして、
スンニ派地域では、スンニ派の部族を抱き込もうと、
『お前の部族からは何百人、何千人、兵士、警察官を優先的に採用するから、
米軍に協力しなさい』ということで、武装組織を孤立化させようとしている。
シーア派地域では、急いで治安当局を作りたいということで、
ある意味で民兵組織をそのまま取り入れて、逆に軍隊などを
民兵組織に乗っ取られたという雰囲気である訳です。
といってでは時間を掛けて信頼できる軍・警察を一から作っていくかというと、
そうすると時間が掛かり過ぎて、出口戦略に間に合わない。
アメリカが直面しているのは、選択ではなくて、ジレンマという所ですね。
スンニ派、シーア派、クルド人の指導者というのは、
イラクが内戦の方に流れていくのか、あるいは安定化の方に流れていくのか、
別れ道に立っていると理解していると思う。
内戦の方になってしまえば、こういうことになるという地獄絵を
過去四日ないし五日の間、見せられた訳です。
テロの押収、モスクの破壊、
ですから、ここで彼らが今踏み止まって、
譲る所は譲って、妥協する所は妥協して、挙国一致内閣を作って、
踏み止まって、イラクを安定化させなければ、地獄に戻ってしまう、
そういう認識を持ったと思う。
ここで本当に彼らが妥協できるのか、結束できるのか、
鼎の軽重を問われているのがイラクの現状だと思う。
最早彼らの見識の期待するしかないと私は思います」
これは メッセージ 88161 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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