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Re: 安全保障か人権人道か?(人間編)

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/02/25 12:02 投稿番号: [88204 / 118550]
1.「個と全体」

  あなたがおっしゃっているのは「認知」「存在」論ですね。その理論自体は理解できるし、科学的なんですが、これと「安全保障」や「国民の自由、権利」が、どう関係するのか、いまいち理解不能です。
  あなたもおっしゃるように、「全体」とは個人が認知していないものもまで全て含むのですから、自身が帰属する「国家」や「社会」だけを「全体」と規定することは無理があるでしょう。

2.人間にスタンスを置く

  個人が認知する国家や社会、集団を「全体」と規定すれば、「全体」は人によって様々な相違が生まれます。これでは、確かに議論になりません。それぞれが違う「全体」を前提として、個との関係性を主張するからですね。
  私の言う「人間」論は、「人」の「間」、つまりその「相違」自体を認識するところから出発します。「認知」ではない「存在」としての「全体」は、個人間で統一されたモデルに成り得ないことを前提とし、「個と全体」ではなく「個と個」の関係性を追求しようというものです。
  これは、「集団と集団」「国家と国家」の関係性にも比類できます。つまり、まったく次元の異なる「個と全体」ではなく、同次元で認知可能なもの同士を並べ、その関係性を見つめて整理する…ということです。
  「安全保障」を「個(国民)と全体(国家)」の関係性で論じるのではなく、「個(国民)と個(国民)」「国家(部分)と国家(部分)」の問題として捉えれば、認知可能な範囲の「(国際)社会」で、どういった枠組みが妥当であるか、議論ができるようになると考えますが、いかがでしょう?
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