対イラク武力行使

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煩悩さんへ⑤

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/02/14 03:54 投稿番号: [87834 / 118550]
私はチェチェンの悲劇について少しだけ知っています。
自分達がやってもいないテロを、自分達がやったと認める組織が実在しました。
「わたしに言わせれば、ラドゥーエフは、チェチェン人を冷酷無残なテロリスト
  国民とするロシアの宣伝を正当化する手助けをしているにすぎない」
「ラドゥーエフは、やってもいないテロ行為を自慢することさえあった」
「ワハビは自分たちの運動にチェチェン人をひきこむために、私達の常識では
  多額と思われる金―月に百ドルから二百ドル―をチェチェンの若者に与えて
  いるという話を聞いた。長老達はこうした動きを懸念して、村々から退去する
  ようワハビに命じたが、家族を養う為に単独で彼らの活動に加わる若者も少な
  くなかった」
「誘拐や殺人が横行し、石油泥棒がごろごろしている。そうした犯罪の解決に
  努力すべきではありませんか?」
「大統領警護隊は横行する誘拐や麻薬取引、マネーロンダリングなどの犯罪を
  厳しく取り締まる為に編成された機関」
「世間では政治がかつてなく大きな話題になっていた。武装強盗団、発砲事件、
  誘拐、そしてモスクワから流れてくる最新のデマ情報」
「マスハドフ大統領は立派な人物であるが、強盗団や私兵を擁する野戦司令官達
  に対し余りにも無力に思われた。明らかに内乱を恐れて、犯罪者を逮捕して
  裁判にかけるような、厳しい手段を取ることができなかった」
「バラーエフは生まれながらの人殺しだ。彼の手下も、いずれも人を殺した為に
  血の復讐を宣言されている無法者で、復讐者の追及から逃れる為にバラーエフ
  の仲間になっていた」
「バラーエフはロシアの情報機関から金を貰っている、というのが衆目の一致
  する所だった」
マスハドフ大統領は急進的な軍の指揮官達を抑える
  ことができないようだった。バラーエフのようなギャング団を逮捕することも
  サウジアラビア人の過激な野戦司令官ハッターブにチェチェン退去を命じる
  こともできそうになかった」
「いまでは誘拐ビジネスがまるで伝染病のように蔓延していた。バラーエフの
  ようなギャングが、ロシアの保安当局と結託」
「誘拐による犠牲者の80%がチェチェン人だった」
「6月になると、チェチェン国民はマスハドフ大統領にむかって、誘拐犯罪者の
  正体を明らかにし、彼らに戦争を宣言するよう要求した。しかし大統領は何も
  しなかった」
(「誓い」ハッサン・バイエフ)
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/chechen/2004/11/post_1.html

現在のチェチェンでは、一方にはロシア軍による地獄。
他方には、バサーエフの下、完全にテロ組織と言われても仕方ない現状です。
一般市民は双方から被害を受けるだけの存在にまでなってしまっています。
反占領の戦いがいつも勝つとは限りません。
イラクの反占領闘争が、アルカイダやワッハーブ派などのジハーディストに
乗っ取られる可能性は今でもあると思っています。
今回のスンニ派民兵組織アンバル革命軍の登場は、
私には、イラクの反占領闘争が、ジハーディストに乗っ取られない為の
<一つの希望的実在>です。
だからこそ私は肯定的に捉えているのです。

現在のイラクのスンニ派地域では、チェチェンの悲劇と
かなりな程度<同一性>を有しています。
チェチェンの文章を読んでいると、
まるで今のイラクのスンニ派地域ではないかと思える状況も多いです。
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