対イラク武力行使

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スンニ派民兵組織アンバール革命軍②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/02/12 05:12 投稿番号: [87774 / 118550]
クルド、シーア派、スンニ派、この三大勢力が各派の民兵組織を持ち、
対峙するというのは、内戦の可能性の実在的条件を構成してしまうということも
言えると思うが、現状では致し方ないと思う。
しかも、国政レベルでは各派の政治的交渉によって、話し合うということに、
少なくとも、今の所、そういう方向で進みつつあると思う。
政治的交渉では、解決できなくなった時は、内戦の可能性が高まると思うが、
それはまだ先のことだと思う。

中央での政治交渉で話し合いによる解決により、事態が沈静化するに従って、
新生イラク国軍の構成も各派の地域主義を解消していけばよいのではないか。

アンバール革命軍と米軍との関係は分からない。
移行政権はアンバール革命軍を容認しているそうだが、
米軍もアンバール革命軍を容認しているのだろうか。

①内務省を牛耳るSCIRIによるスンニ派市民への虐待問題の公然化には、
  アメリカの意思が背後で働いていたのではないかと推測している。
②去年の12月15日の選挙でラマディの25か所の投票所の警備は地元部族が
  武装警備した。それを米軍は認めている。

  こういう流れから推測すると、米軍もまた容認するのではないかと思える。
いや、もっと言えば、米軍が積極的にこういう形にしたのではないかとすら
思える。
12月15日のラマディは、そのテスト・ケースであったと
捉え返すことができるのかもしれない。

とはいえ、まだまだ不確定要素も多い。
アンバール県で、地元武装勢力と米軍との戦闘が停止したとも聞いていない。
正式に停戦すればよいと思うのだが、それは無理なのだろうか。
アンバール革命軍により治安回復が進展するに従って、
実質的な停戦状態が拡大していくということなのだろうか。
スンニ派地元武装勢力といっても、一枚岩ではないので、
全体としての意思統一まで時間が掛かるということなのだろうか。
そういう意味では『停戦なき停戦状態の現出』と言えるのかもしれない。

アンバール県では、こうした状況は好ましいし、効果があると思える。
しかし五百万都市バグダッドはどうするのだろうか。
三大勢力の混住地であるバグダットでは更に問題が複雑かもしれない。
サドル派はシーア派とスンニ派の仲介を積極的に進めているようだから、
三大勢力の意思統一の下、バグダッドでもアルカイダ系一掃は、
それほど難しくはないかもしれない。


不安定要因としては、クルドが外国企業とクルド自治区内の
石油の契約を行っているという点は、その一つだ。
先送りされた憲法草案についての再度の国民投票が予定されている。
まだ正式内閣すら発足していないので、今後の進展を見極めたい。
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