対イラク武力行使

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スンニ派民兵組織アンバール革命軍①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/02/12 05:12 投稿番号: [87773 / 118550]
「スンニ派が民兵組織   ザルカウィ派一掃狙う」(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/

【カイロ=萩文明】
「イラクのイスラム教スンニ派が、民兵組織を発足させた。
武装勢力「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いるザルカウィ容疑者らを
一掃する狙いで、米軍の意向に沿った形。
アラブ圏紙などによると、民兵組織は「アンバル革命軍」。
反米武装勢力の活動が盛んな西部アンバル州で、
有力なスンニ派部族らが1月下旬に発足させた。
部族の自衛や外国人の流入阻止、ザルカウィ派の摘発を続け、
これまでに「数百人を拘束した」という。
移行政府はアンバル革命軍の活動を容認、現在は治安改善に貢献している。
しかし、スンニ派内では、発足理由について
「シーア派やクルド人の民兵に対抗するためだ」とささやかれている。
シーア派の政権掌握に伴い、同派民兵「バドル旅団」は治安部隊に衣替えされ
「合法的」な武装組織としてスンニ派暗殺や虐待を続けているとされる。
クルド人民兵も北部の治安を掌握している。
連邦制が実現すれば、民兵組織が各連邦の「軍」に移行する可能性もある」


クルド地域ではクルドの民兵組織ペシュメルガが、
シーア派地域では各シーア派民兵組織が、
治安維持活動を実質的に担っている。
本当は、それぞれ解散させ、新生イラク国軍が全国の治安維持活動を担うことに
なっていたのだが、各勢力が抵抗してなかなか進まなかった。
進まないどころが、それが現状であり、固定化されつつある。
そういう現状で、スンニ派地域だけ、イラク国軍に、
しかもその構成はクルド人やシーア派主体のイラク国軍に
スンニ派地域の治安維持活動を担わせるということは問題があった。
しかも内務省を牛耳るSCIRIのバドル旅団によるスンニ派一般住民への
虐待問題が公然化して以降は、ますます難しい状況となっていたと思う。

将来的には、新生イラク国軍へと各派の民兵組織を解体・再編していくことに
なるとは思うが、現状では、各派のバランスをとるという意味でも、
スンニ派地域ではスンニ派の民兵組織が治安維持活動を担う方が自然だと思う。

このアンバール革命軍と従来のスンニ派地元武装勢力とは、
一体どういう関係にあるのかが分からない。
全く同じものとも思えないが、全く違うものとも思えない。
おそらくはクロス・オーバーしているのではないかと推測している。

スンニ派も学んだのだと思う。
かつてはアルカイダ系を苦々しく思いつつも、
対米軍との戦いでは戦力になると2004年のファルージャではそうだったと思う。
しかし、
①その後、ますますアルカイダ系によるイラク市民への無差別テロが増加した
②アルカイダ系はスンニ派の都市市街地を拠点化しようとした。
  カラビラ、フセイバ、カイム、ラマディと米軍はアルカイダを追って、
  スンニ派の街を次々と瓦礫の山にしていった。
③スンニ派武装勢力内部での権力闘争でも、絶対人数が圧倒的に少数であるにも
  関わらず、資金力のあるアルカイダ系がそれなりの主導権を確立していた
  のかもしれない。
④スンニ派内部でも徐々にアルカイダ系と戦闘を開始する部族や武装組織が
  出始めた。(1920年革命旅団等)

  そういう脈絡で考えると、スンニ派社会全体で、アルカイダとは
明確に戦うという、いわば意思統一にまで至りつつあるのではないかと思える。
その過渡的形態の表れなのではないか。
私はこれを肯定的に捉える。
アルカイダ系とは戦うという姿勢を支持する。

そして、スンニ派地域でアルカイダ系を叩き潰し、
スンニ派地域で治安が回復し、結果的に車爆弾テロが減少していけば、
それに従って、米軍もスンニ派地域から撤退していくのではないかと思う。
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