対イラク武力行使

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Re:パキスタンCIAの誤爆か?

投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2006/01/17 09:15 投稿番号: [87055 / 118550]
君の言う正義なんぞ場末のポスターに過ぎないのだってこと。
うらぶれた街角の奥深く入った路地の壁に、吹きさらしの風に裏返った汚い紙が貼り付けてある。ある人が何だろうと思って手を伸ばしてみた、そこには不朽の正義云々と薄汚れた文字で記されていた。そのある人はそれを見てあの日々を回想し、思わず噴出してしまった。
また、ある人はそのポスターを見て我が軍、我が国の一途さに感銘を受けていた、只し、言葉の意味が現実と乖離していることへの余りにもご都合主義的で無邪気な思い込みを今更ながら苦い記憶として回想せざるを得なかった。

ある人は言葉とは言い続け、思い続けていればやがて実現し、言葉本来の世界が到達することを信じていた。その人にとってその薄汚れたポスターの一言一句は今も醒めない夢のように、または独りだけの夢想世界を補完してくれる癒しの言葉でもあった。

さて、このポスターを創り、貼り付けた人々はどうしたのか。
その人たちはポスターの言葉の本当の意味を知らされることになった。
それはこのような世迷言を気安く標榜し、世に放てばたとえこの世界の改造だとしても理に敵わぬ理屈は通らぬということだ。

兵士達は自分を見失わないために、ひたすら言葉を思い浮かべ機銃掃射するがその前に倒れている人たちは兵士らの信ずる言葉の不合理に抗議した人たちであり、聞いてもらえないことに怒りを持っていた。もし言葉の正当な解釈を実現しようとするのなら彼らが何をいいたいのかを聞くことすらせず、いたずらに、そして知らぬ未開の地、聴きなれぬ言葉、環境が兵士達の孤独感と恐怖感を走らせ、動くものなら手当たり次第に撃ち続けた。兵士達は最初、解放の兵隊として花束で歓迎され続けるものだと教え込まされていたので、まさか抵抗者の民兵がゲリラ攻撃を仕掛けようなどとは露ほども思っていなかった。こうして訳の判らない不朽の正義の戦争は不朽だけが一人歩きして現在に至っている。

精神疾患者の被害妄想グループは同じくこの事態に満足していた。彼らも彼らで正義という言葉の持つ絶対性を疑いもせず、街角の薄汚れたポスターの上にもう一枚ポスターを上貼りした。そこにはこう書かれていた。

神の正義

彼らの言葉は現実を変えたいと願う同じ神の宗教を心棒する者たちにとっては唯一の福音だった。彼らもまたその地へ行けばお前達は殉教者として神に祝福されようなどと教え込まれてこの地へやってきた。彼らは彼らの敵だと思うものほとんどを容赦なく破壊し、殺戮した。神の正義を唱えながら、身体に爆弾も巻いた。おかげで件の兵士らもますます混乱し手当たり次第、目暗滅法の攻撃を加速し、彼らの信ずる言葉が正しいのか、言葉ではなく彼らの行為そのものが正しいのかも分からなくなるほどだった。

言葉に反して状況は嫌でも進むが、言葉の理に適っているとはとても言い難い状況だった。それでもある人はこういうだろう。

   正義は勝つ!

ふと気がつくとあのポスターがくしゃくしゃに丸められて捨てられていた。
しかし誰もそのことに注意を払うものはいなかった。

その路地の横をミッキーマウスマーチを歌いながら行進する軍隊。
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