子供にでもわかる例で
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/01/02 09:55 投稿番号: [86258 / 118550]
>ある歌謡コンテストがあったとしましょう。そのなかで審査員の
>何人かが一致して歌手Aを強く推薦したとします。後になって
>この審査員全員が歌手Aの事務所から多額の献金をもらっていた
>ことがばれたとしましょう。
この場合「献金」の名目が問題になりますね。また、金銭授与が審査員という地位を狙い撃ちにしたものであれば「賄賂」性の高い献金だと看做されるでしょう。しかし、審査員があるテレビ局の重役で、Aの事務所は普段から、そのテレビ局に格安でタレントを提供していた…というようなことであれば「賄賂」性はありません。
asahisinnbunnさんのmsg.86248を読んで頂ければお分かりでしょうが、「食糧と石油プログラム」に関する不正とは、フセイン政権が賄賂を「受け取った側」であり、フセイン政権が、外交舞台で主要国を味方につける目的を持って、該当国政府高官に賄賂を「支払った」というスキャンダルじゃありません。だいいち、外交工作での金銭授与や利益供与は、「交流」や「友好」事業の名目で公然と行われているものであり、よほど露骨な「裏取引き」でもない限り不正とは言えません。
asahisinnbunnさんご紹介の文中「フセイン政権は、自らの利益を得るだけでなく、影響を与えたい企業や個人を石油の買い手に選んだのです」という部分が、この「利益供与」にあたるわけですが、これは前の投稿でも説明したとおり、「自国の資源を、どの国(の企業)に売るか、また代金をドルで受け取るかユーロで受け取るか…といったことは、その国の政府が持つ専権事項」ですから、不正にはあたりません。
これを、たとえ話の歌謡コンテストで言うなら、「Aの事務所と、何人かの審査員は、普段の商取引を通じて密接な関係を築いていた」という話に比類できます。で、Aの事務所は以前に不祥事を起こして、協会からギャラ・ランクを異常に低く抑えられていたけれど、いくつかのテレビ局のプロデューサーは、人気タレントAのスケジュールを優先して取りたいため、帳簿上は規定ギャラだけを支払ったことにしておき、実はAの事務所やマネージャーに利益のうちの一部を「キックバック」していたってわけ。これは、一応協会が決めた協定に違反する行為ですから「不正」になります。
そのころ、Aはある権威ある歌謡コンテストに出場し、その審査員には不正を働いたプロデューサーが所属するテレビ局の重役が含まれていたんですね。Aは実力があったし、その審査員は自局の利益も計算して、Aを強く推薦しました。一方、Aを「出演禁止処分」にしている、あるテレビ局の重役は、コンテストでAを落選させたいんだけど、審査員の多数決だと当選してしまうことが判明。で、コンテストをぶっ潰してしまい、後になって「あのコンテストには、不正が絡んでいた」と喧伝している…というわけです。
はたして、後者のテレビ局重役の言い分に「理」はあるでしょうか?
>何人かが一致して歌手Aを強く推薦したとします。後になって
>この審査員全員が歌手Aの事務所から多額の献金をもらっていた
>ことがばれたとしましょう。
この場合「献金」の名目が問題になりますね。また、金銭授与が審査員という地位を狙い撃ちにしたものであれば「賄賂」性の高い献金だと看做されるでしょう。しかし、審査員があるテレビ局の重役で、Aの事務所は普段から、そのテレビ局に格安でタレントを提供していた…というようなことであれば「賄賂」性はありません。
asahisinnbunnさんのmsg.86248を読んで頂ければお分かりでしょうが、「食糧と石油プログラム」に関する不正とは、フセイン政権が賄賂を「受け取った側」であり、フセイン政権が、外交舞台で主要国を味方につける目的を持って、該当国政府高官に賄賂を「支払った」というスキャンダルじゃありません。だいいち、外交工作での金銭授与や利益供与は、「交流」や「友好」事業の名目で公然と行われているものであり、よほど露骨な「裏取引き」でもない限り不正とは言えません。
asahisinnbunnさんご紹介の文中「フセイン政権は、自らの利益を得るだけでなく、影響を与えたい企業や個人を石油の買い手に選んだのです」という部分が、この「利益供与」にあたるわけですが、これは前の投稿でも説明したとおり、「自国の資源を、どの国(の企業)に売るか、また代金をドルで受け取るかユーロで受け取るか…といったことは、その国の政府が持つ専権事項」ですから、不正にはあたりません。
これを、たとえ話の歌謡コンテストで言うなら、「Aの事務所と、何人かの審査員は、普段の商取引を通じて密接な関係を築いていた」という話に比類できます。で、Aの事務所は以前に不祥事を起こして、協会からギャラ・ランクを異常に低く抑えられていたけれど、いくつかのテレビ局のプロデューサーは、人気タレントAのスケジュールを優先して取りたいため、帳簿上は規定ギャラだけを支払ったことにしておき、実はAの事務所やマネージャーに利益のうちの一部を「キックバック」していたってわけ。これは、一応協会が決めた協定に違反する行為ですから「不正」になります。
そのころ、Aはある権威ある歌謡コンテストに出場し、その審査員には不正を働いたプロデューサーが所属するテレビ局の重役が含まれていたんですね。Aは実力があったし、その審査員は自局の利益も計算して、Aを強く推薦しました。一方、Aを「出演禁止処分」にしている、あるテレビ局の重役は、コンテストでAを落選させたいんだけど、審査員の多数決だと当選してしまうことが判明。で、コンテストをぶっ潰してしまい、後になって「あのコンテストには、不正が絡んでいた」と喧伝している…というわけです。
はたして、後者のテレビ局重役の言い分に「理」はあるでしょうか?
これは メッセージ 86251 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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