hoop_jobさん
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/01/01 20:41 投稿番号: [86246 / 118550]
おそらく、江川氏が読んだという「ドルファー報告書」の原文はこれ↓
http://www.cia.gov/cia/reports/iraq_wmd_2004/index.html
千ページに及ぶ膨大な書類ですので、完全邦訳はないようです。ただ「イランの脅威に対抗するため、イラクにWMDの備蓄がないことを、フセイン政権が隠していた」という下りは、団長の個人的見解であり、なんらかの根拠に基づくものではありません。これについて、私はCIAの自己弁護に過ぎないと考えています。というのも「WMD不在をフセイン政権が隠した」という認識自体、事実に符合しないからです。イラク政府は何度も公式に「我々はWMDを所持していない」と明言しています。その発表が「にわかには信じ難い」と感じられるのは、過去のイラクの行動から見て、十分に納得できることですが、その一方でイラク政府は「WMD所持」をほのめかすような、いかなる発表もしていません。フセイン政権としては「疑うなら、疑えば良い。疑心暗鬼が抑止力になる場合もある」という程度の認識だったのではないでしょうか?
積極的にイランの脅威に対抗する策を講じたとは言えないだろうと思います。
これは メッセージ 86242 (hoop_job さん)への返信です.
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