Re: 国連の建前と本音
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/01/01 11:07 投稿番号: [86232 / 118550]
>どんなルートを使っていようと結局フセインの
>金が国連に流れ込めばフセインが国連に賄賂を
>くばっていたのとおなじことじゃないか。
暴論です。賄賂とは「(入札等の)正規手続きを逸脱し、見返りの利益を得る目的で、金銭の授与を行う」ことを言います。金銭の授与があっただけでは「賄賂」と断定できません。
フセイン政権が仏露および国連高官に「賄賂」を贈ったというのであれば、その「見返り」は、いったい、どのような正規手続きを逸脱することだったのでしょう?
「食糧と石油プログラム」で指名業者の地位を狙う仲介企業達が、フセイン政権の持つ「指名権」や国連担当高官の持つ「裁量権」を頼りに、非正規な金銭授与を行った…というのが、この不正の根幹であり、賄賂を贈った業者はもちろん、不正利得を受け取ったフセイン政権や国連高官も当然、責を負うべきです。
ところが、案山子さん他の捉えかたは「『正当な』イラク攻撃を『不当』に阻止する目的で、フセイン政権が国連や、常任理事国である仏露政権高官に、金銭を授与した」ってことになってしまっています。ここが悪意の意図的な混同なのです。
だいたい、安保理での投票行動に対して、一部高官への金銭授与がどれほどの影響力を持つでしょう? 国民世論が圧倒的に開戦を支持していたというのならともかく、世界的な「戦争阻止」運動が盛り上がっていた2003年1〜2月、わざわざ金を払って「反対に投票してくれ」なんて頼む必要は全くなかったはずです。(逆はありますが…)
また、イラクが「世界平和に対する急迫的脅威」であるとする、明確な証拠が提示されていたのに、仏露が反対票を投じた…というなら、まだ「どこかで不正な工作が行われたのではないか?」と疑う余地もあるでしょう。しかし、米国が提示した証拠は明らかに信憑性欠如であったという印象を、世界中の多くの人々が持ったし、事実それらは全て虚偽であったことが、後に判明しています。
こうした事実を前提にして「正当なイラク攻撃を不当に阻止する目的で不正が行われた」などという論旨は、まったく支離滅裂なのです。
シラク政権にしろ国連事務局にしろ「叩けば埃が出る身体」であることは、ブッシュ政権や小泉政権となんら変わりありません。フセイン政権に至っては言うに及ばずでしょう。しかし彼らが不正に手を染めていたということと、彼らの政治的決定が間違いであると言う事は同義じゃありません。そんな法則を用いれば世界中のあらゆる政府は、一切正しい決定をしていないことになります。
イラク攻撃に関する、仏露や安保理の判断(武力行使否定、査察継続)は、彼らの意思決定にどのような「裏」があったとしても、法的に正当であり、結果的にも「事実を正確に把握」していたということを翻す根拠にはなりません。
>金が国連に流れ込めばフセインが国連に賄賂を
>くばっていたのとおなじことじゃないか。
暴論です。賄賂とは「(入札等の)正規手続きを逸脱し、見返りの利益を得る目的で、金銭の授与を行う」ことを言います。金銭の授与があっただけでは「賄賂」と断定できません。
フセイン政権が仏露および国連高官に「賄賂」を贈ったというのであれば、その「見返り」は、いったい、どのような正規手続きを逸脱することだったのでしょう?
「食糧と石油プログラム」で指名業者の地位を狙う仲介企業達が、フセイン政権の持つ「指名権」や国連担当高官の持つ「裁量権」を頼りに、非正規な金銭授与を行った…というのが、この不正の根幹であり、賄賂を贈った業者はもちろん、不正利得を受け取ったフセイン政権や国連高官も当然、責を負うべきです。
ところが、案山子さん他の捉えかたは「『正当な』イラク攻撃を『不当』に阻止する目的で、フセイン政権が国連や、常任理事国である仏露政権高官に、金銭を授与した」ってことになってしまっています。ここが悪意の意図的な混同なのです。
だいたい、安保理での投票行動に対して、一部高官への金銭授与がどれほどの影響力を持つでしょう? 国民世論が圧倒的に開戦を支持していたというのならともかく、世界的な「戦争阻止」運動が盛り上がっていた2003年1〜2月、わざわざ金を払って「反対に投票してくれ」なんて頼む必要は全くなかったはずです。(逆はありますが…)
また、イラクが「世界平和に対する急迫的脅威」であるとする、明確な証拠が提示されていたのに、仏露が反対票を投じた…というなら、まだ「どこかで不正な工作が行われたのではないか?」と疑う余地もあるでしょう。しかし、米国が提示した証拠は明らかに信憑性欠如であったという印象を、世界中の多くの人々が持ったし、事実それらは全て虚偽であったことが、後に判明しています。
こうした事実を前提にして「正当なイラク攻撃を不当に阻止する目的で不正が行われた」などという論旨は、まったく支離滅裂なのです。
シラク政権にしろ国連事務局にしろ「叩けば埃が出る身体」であることは、ブッシュ政権や小泉政権となんら変わりありません。フセイン政権に至っては言うに及ばずでしょう。しかし彼らが不正に手を染めていたということと、彼らの政治的決定が間違いであると言う事は同義じゃありません。そんな法則を用いれば世界中のあらゆる政府は、一切正しい決定をしていないことになります。
イラク攻撃に関する、仏露や安保理の判断(武力行使否定、査察継続)は、彼らの意思決定にどのような「裏」があったとしても、法的に正当であり、結果的にも「事実を正確に把握」していたということを翻す根拠にはなりません。
これは メッセージ 86228 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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