Re: 結局国連なんて
投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/12/31 15:10 投稿番号: [86190 / 118550]
国連に代わる機構組織をアメリカが組みなおしたいと考えていることは、クリントン政権時から顕著だったが、ブッシュにおいてはより露骨で強硬に叫ばれるようになった。ボルトンなんてのは安保理事国はアメリカ一国で充分だとか吼えていたしね。
国連は確かに利害や利益が絡まりあった国々の集まりであり、君が言うように手続きになんともまどろっこしい時間がかかる事も批判や国連職員の官僚化などほとんどお手盛りの会議などが開かれているといった批判にこれまで答えてはこなかったが、それでもアナンも含め前総長のガリの冷戦終結を睨んでの安保理改革への取り組みなどは張子の虎をなんとか檻に囲われた虎くらいにまではしようとしていたと思うし、今も続けられていると思う。
君が望む新たな国際的機構がどのようなものか知る由もないしまた望んでいるのかも知らないが、国家が危機だと感じられたら先手を打って攻撃が許されるというものが取り入れられるとしたら利害や利益が強大な軍事力、経済力を持つ国だけに優先されかねず、本来紛争や戦争に至る前には利害調整や話し合いといった国家間同士のやり取りが全く無駄になってしまい、強者の論理だけが正当性を貫けるという公平性を欠いた世界が剥き出しのまま続いてゆくということになる。
人道にたいする緊急、急迫的な介入要請が国連安保理においては他国の侵略に該当するか、又は同盟国間の安全保障に抵触するかで理事国の利害が絡み一致が採れず、ユーゴ空爆がNATO軍の下に行われたことは人道に対する罪の要件をどう扱うかで意見が分かれるし、国際的にも諸手を挙げて賛成といった意見ばかりでもないが安保理改革はこれに沿って進めるべきだと個人的には思っている。
人道に対する罪は各国が公平に取り扱われるべきで特に戦時においてはハーグ条約に違反した者は厳しく問われることが義務付けられるべきだろう。
国際刑事裁判所に日本や特に創設の言いだしっぺのアメリカが批准を拒んでいる現在ではますます強者の理屈だけが世界の倫理基準に陥りかねない。
国連に過度の思い入れなどないが、アメリカ特にブッシュ政権のアメリカが国連に代わるという思い上がりには反吐が出るだけだ。
これは メッセージ 86177 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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