テロリストとナショナリスト
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/12/20 03:00 投稿番号: [85807 / 118550]
馬鹿ボンボンやボンノさんが理解できないのは、テロリストが同時にナショナリストであることが可能だということだ。イラク政府がスンニ過激派のテロリストたちに占領軍への攻撃は正当な抵抗であると言ったり、スンニ武装勢力をナショナリストといったりするのには理由がある。
テロリストはザルカーウィ率いる外国人テロリストとバース残党を主にするイラク人とで成り立っているが、彼等のやってることは同じでもその目的は違う。バース残党の目的はイラクにおいて再び政権を握ることであり、ザルカーウィの目的はただの大量虐殺。ザルカーウィのような気違いとは交渉は不可能だが、バース残党との交渉は可能だ。
外国人テロリストの数は比較的に少数であり、地元スンニ派の協力なくしては効果的な活動はできない。選挙の前数日のスンニ派がテロを拒否したことで比較的に静かだったことがそれをよく物語っている。ということはだ、もしイラク政府がスンニ派の平和的政治参加を説得することができればイラクでのテロは激減することになる。だからイラク政府はスンニ派の愛国心に訴えて「君らの気持ちはよく分かる。占領軍へ抵抗したいのはもっともだ。しかしもしイラクのためを思うならここは力をあわせてイラク復興につとめようじゃないか」という感じなのさ。
スンニ武装勢力は政治参加と武力抵抗が矛盾するとは考えていない。だから選挙には参加したがまだまだ暴力は続けるという意味で選挙後の暴力が始まったのだろう。しかし政治的プロセスがうまくいきはじめれば、武装勢力のあいだからもだんだんと暴力を拒絶する人間が多くでてくるはずだ。そうなればイラクでのテロはじょじょにおさまってくるだろう。その意味でスンニ派をナショナリストといっておだてあげるのも一つの手なのさ。
これは メッセージ 85790 (masajuly2001 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/85807.html