Re: messaiah2101さん、今晩は<横
投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/12/12 20:11 投稿番号: [85538 / 118550]
横から失礼します。
>まあ、リバーベンドさんのブログなんかを読むと、サドル派はCDショップや酒屋を破壊したり、イスラム原理主義の印象が強いのですが。結局、流れはこうなんだろうな、というような。俺も含めて、アメリカナイズされちゃった人間には米国の言う自由とかいいんですけど、でも米国社会がいいかというと、そうでもない。社会としては崩壊している印象が強い。最近の日本みたいなもので。どんな社会がいいんでしょう?
マサさんもご存知でしょうが、サダム時代はバース主義から世俗主義社会を採っていましたよね。国教はイスラム教としか憲法には記していなかったようですが、その結果中東アラブ国家随一といってよいほどの発展を教授できましたし、女性の進出が遅れていると批判されがちなアラブ社会のなかでもイラクは飛びぬけて女性の登用に努め、あくまでも現サダム政権に反対しないという囲いの中でではありますけれども宗教間の違いを越えて有能な人物を配置もしていました。都合20年程のサダム独裁政権の初期時代はそれこそイラク発展期の只中にあったことだけは、(ただしサダムに逆らわないという明示がありますが)確かです。
例えば厳格だといわれるシーア派にしても、世俗主義社会の影響を受けている人々がいるということ、彼等はバスラのイラン寄りな雰囲気に嫌気がさしているというのを先日ある読み物で知り驚いたものでした。
湾岸戦争の後も、アメリカが懲罰攻撃と称してミサイルをぶち込んだ後もバース党がイの一番に行ったことは破壊され破損したインフラの整備だといいます。占領アメリカが最初にやったことはイラクの財産であるメソポタミアの遺産を盗むゴロツキどもの所業に目を瞑ったことです。インフラの整備に至ってはいうべくもありません。
どういう社会がいいのか?サダム時代、イラクの子供たちは普通にアメリカのポップカルチャーを受け入れていました。ネットカフェなんかは統制化にありましたが勿論今は規制がありませんが、やはり宗教色が濃くない以前のイラク社会がよいのではないでしょうか。
無論、誰か一人が国家の中心を束ねるというかつての独裁政権を除いた形ということになりますが、現在のイラクではきわめて難しいのでは・・と思います。植民地独立のゴタゴタの中で各民族、各宗派の寄り合い所帯のイラクでは近代化の為の統合という神話や英雄譚が国民統合の柱のようになりますから、サダムがサラディンを自身に似せて建国の父のように顕示させたのもそのようなものですし。
と考えると米軍は最初からやり方を間違えてしまったのだということが分かりますね。油田の安全を重視するあまり、庶民の暮らしの安全やエネルギーの安定供給といったものをおろそかにし、何をしてくれるのかと期待ともども見守っていたイラク国民の期待を裏切り続けたわけですから。これは日本の占領後の米軍が物量で持って日本人に分け与え、そのあまりの物理的な差にコロリと親米に寝返った日本人の精神構造とは意味合いが違うものではあれ、ブッシュのアメリカがいかに無策のままイラク侵攻に踏み切った証左だろうと思います。
>まあ、リバーベンドさんのブログなんかを読むと、サドル派はCDショップや酒屋を破壊したり、イスラム原理主義の印象が強いのですが。結局、流れはこうなんだろうな、というような。俺も含めて、アメリカナイズされちゃった人間には米国の言う自由とかいいんですけど、でも米国社会がいいかというと、そうでもない。社会としては崩壊している印象が強い。最近の日本みたいなもので。どんな社会がいいんでしょう?
マサさんもご存知でしょうが、サダム時代はバース主義から世俗主義社会を採っていましたよね。国教はイスラム教としか憲法には記していなかったようですが、その結果中東アラブ国家随一といってよいほどの発展を教授できましたし、女性の進出が遅れていると批判されがちなアラブ社会のなかでもイラクは飛びぬけて女性の登用に努め、あくまでも現サダム政権に反対しないという囲いの中でではありますけれども宗教間の違いを越えて有能な人物を配置もしていました。都合20年程のサダム独裁政権の初期時代はそれこそイラク発展期の只中にあったことだけは、(ただしサダムに逆らわないという明示がありますが)確かです。
例えば厳格だといわれるシーア派にしても、世俗主義社会の影響を受けている人々がいるということ、彼等はバスラのイラン寄りな雰囲気に嫌気がさしているというのを先日ある読み物で知り驚いたものでした。
湾岸戦争の後も、アメリカが懲罰攻撃と称してミサイルをぶち込んだ後もバース党がイの一番に行ったことは破壊され破損したインフラの整備だといいます。占領アメリカが最初にやったことはイラクの財産であるメソポタミアの遺産を盗むゴロツキどもの所業に目を瞑ったことです。インフラの整備に至ってはいうべくもありません。
どういう社会がいいのか?サダム時代、イラクの子供たちは普通にアメリカのポップカルチャーを受け入れていました。ネットカフェなんかは統制化にありましたが勿論今は規制がありませんが、やはり宗教色が濃くない以前のイラク社会がよいのではないでしょうか。
無論、誰か一人が国家の中心を束ねるというかつての独裁政権を除いた形ということになりますが、現在のイラクではきわめて難しいのでは・・と思います。植民地独立のゴタゴタの中で各民族、各宗派の寄り合い所帯のイラクでは近代化の為の統合という神話や英雄譚が国民統合の柱のようになりますから、サダムがサラディンを自身に似せて建国の父のように顕示させたのもそのようなものですし。
と考えると米軍は最初からやり方を間違えてしまったのだということが分かりますね。油田の安全を重視するあまり、庶民の暮らしの安全やエネルギーの安定供給といったものをおろそかにし、何をしてくれるのかと期待ともども見守っていたイラク国民の期待を裏切り続けたわけですから。これは日本の占領後の米軍が物量で持って日本人に分け与え、そのあまりの物理的な差にコロリと親米に寝返った日本人の精神構造とは意味合いが違うものではあれ、ブッシュのアメリカがいかに無策のままイラク侵攻に踏み切った証左だろうと思います。
これは メッセージ 85533 (masajuly2001 さん)への返信です.
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