対イラク武力行使

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Re: 真実は左右されない

投稿者: hoop_job 投稿日時: 2005/12/07 14:23 投稿番号: [85314 / 118550]
ふーん・・・

ちょっととっぴかもしれませんが、哲学的な命題を思い出しました。

マルクス主義の弁証法的史的唯物論というのは「人間の意識が存在を規定するのではなく、人間の社会的存在が意識を規定する」「対立関係という矛盾が止揚されて、新しい発展段階に進む(正義は必ず勝つ)」というあたりが根幹かな、と解釈しています。

この考えはとても便利で「わかりやすい」ので、左翼とか右翼とかいう思想的立場を超えて、よく使われているんじゃないかと思います。

観念論ですと、「人間の意識が存在を規定する」ので、道端にある石ころは、人間に知覚されない限り、存在しないことになる。

・・・なので、個人を超えた普遍的価値(唯物論)と、個人に内在する価値観(観念論)とは、個人の内面で統合しようとする。

・・・というのがたぶんマトモかなと思うのですが、時に人々は大きく唯物論的思考(「神のお告げ」のような預言者的理論のたぐい)に傾く。

ブッシュ氏の個々の政策の是非を問うより、ブッシュ氏が善人か悪人かというイメージの方が共感を得られやすい。「正義は必ず勝つ」から、ブッシュ氏という「巨悪」が倒れるのを、みんなワクワクしながら見ている。


世論調査の質問項目を拾ってみたいと思います。

・ブッシュ大統領は「強い指導者」か(ABCテレビ・Wポスト)
・ブッシュ大統領は、「正直」か(同上)
・次の大統領は、ブッシュ大統領と「全く違うタイプ」を望むか(タイム)
・ブッシュ大統領は、イラクで勝利する計画を持っているか(CNN)

ついでに、

・「チェイニー副大統領がイラク戦争開戦への支持を得るために、イラクの核開発疑惑についての情報を悪用したと思うか」(ニューズウィーク)なんてのもありました。

これは、フセインに対するイメージ作りと同じことが起こっているのだと思います。

政治家は、選挙に勝つために、世論を誘導しようとするのですが、古典的ではあるが政治家には魅力的な、大衆心理に付け込むようなゲッペルス的手法が、ますます大きくなっているように思います。
ナチスが「ユダヤ人=悪」イメージを作ったのと同様に「フセイン=悪」のイメージを作った。本来軍事的にたいした力がない国だったようですが、あたかも軍事大国のように扱ってましたね。
人間の理性よりも、感情に訴える方が、世論を動かすには効果的である。
いつか、bonno_216さんもお話されていましたね。

ですので、操作する側も、操作された情報に見合うよう演出する。だから、演出者も実は操作されている。いつかは虚像を演じ続けるのが困難になる。その先には、没落がある。
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