Re: Re2: 共和制>君主制?
投稿者: kogotokobei 投稿日時: 2005/12/03 16:26 投稿番号: [85166 / 118550]
私はイタリアの王制が幕府に近いというのは、かなり正確なアナロジーだと思っていますが、バチカンと皇室を一緒にするつもりはありません。だから、「強いて置き換えれば」と言ったのです。
ただ、ムッソリーニがバチカンの独立という飴を与えて法王庁を篭絡し、ファシズムに利用したのは、統帥権を悪用した東条英機に通じるものがあります。その場合、ファシズムを抑えるどころか逆に煽り立ててしまったヴィットリオ・エマニュエル3世が「近衛文麿」といったところでしょうか(^^)。
日本における皇室の位置づけについて私の知る限り最も納得のいく説明は、司馬遼太郎の「天皇について」という小文(朝日文庫「司馬遼太郎全講演1」)です。
「日本は太平洋戦争に敗れたあと、新しい憲法によって新しい国家が成立したと考えてよいですね。天皇は再び御門の本質に戻ったような印象であります。・・・・
天皇とは御門である。日本で最も無力な存在である事が本質であり、そのために長く続いてきたのだ」
要するに今の象徴天皇こそが本来の天皇のあり方だということです。
これは メッセージ 85158 (buttamurderer さん)への返信です.
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