パレスチナ自治政府:HARDtalk(BBC)②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/22 03:12 投稿番号: [84732 / 118550]
向上させていく必要があったんです」
<住民の苦境はイスラエルの占領政策の所為だというのは極めてストレートな
従来の政治分析ですよね。しかし先程の世論調査に戻ると、87%の住民は
パレスチナ自治政府内に汚職・腐敗が存在しているとみています。
しかも61%はその体質は今後強まるだろうと答えています。
これはイスラエルの責任ではありませんよね>
「そうですね。しかもこの点に関して過去にもイスラエルを非難したことは
ありません。パレスチナ自治政府内で今大規模な改革を行っています。
パレスチナの評議会は98年に改革をし、腐敗を撲滅するよう要求していました
世界中どこでも腐敗はありますが、パレスチナにもそれに対処する自由が
なければならないんです」
<パレスチナ自治政府のアッバス議長は、
汚職の根絶に本気で取り組んでいるんですか>
「パレスチナには、米を始め、多くの国に公認されている財政システムがあり、
それが腐敗撲滅の鍵を握っています。
パレスチナには素晴らしい財務省があり、財政改革の殆どは実施されました」
<アラファト議長の時代に、自治政府内で明らかに私腹を肥していた
高官の裁判はどうなっているんでしょうか>
「裁判はいずれ実施されます。我々はまずその前に会計検査委員長や検事総長を
替えなければならなかったんです。しかもこの人事異動はつい最近起きた
ばかりです。パレスチナが難しい状況下、平和裏に移行できるよう、
ソフトな変化をもたらさなければなりません」
<穏やかな変革ではなくて、断固とした変革が今求められいるんじゃないで
しょうか。PLOの主流派ファタハの民兵組織ですら、ファタハの汚職体質に
愛想を尽かして、もうファタハ指導部の言うことはきかないと言っています>
「腐敗の度合いについては、よく誇張されたりするものですが」
<真実ではないですか>
「まあ、私は新しい検事総長が腐敗撲滅の為に
取り組んで下さるよう願っています」
<いつですか>
「分かりません」
<パレスチナ住民はいつなのか知りたいと思っていますよ>
「確かにそうでしょうが、国の指導者は国民よりも賢くなければなりません。
そしてそれに従って、優先順位をつけて物事に取り組まなければならないん
です。まず来年一月の選挙が成功するようにするべきなんです。
この選挙は合法な政府を樹立する上で重要な一歩となります」
<先程の世論調査は政治学者のシカキ氏が中心となって行ったものです。
そのシカキ氏は、イスラエルがガザから撤退して以来、新しいダイナミズムが
生まれつつあると分析しています。イスラエルとパレスチナの住民の意識の
レベルで、これまでにない妥協を行うことを受け入れる素地が生まれつつある
と、こういう風に指摘しているんです。貴方はそのことを認めますか>
「1988年にイスラエルを認め、歴史的パレスチナに対する権利を妥協したこと
からも、パレスチナの人々は妥協してきたと言えるでしょう。
しかし一方パレスチナは1967年に制定された境界線の下、暮らしていくことに
合意していますし、もうこれ以上妥協すべきではないと思います」
<私が話しているのは、もう少し具体的なレベルでの妥協です。
武装勢力、過激派組織も武装解除を行うのかどうかということです。
これらの組織はパレスチナ自治政府の指導部の言うことをもう聞こうとも
しません。ここで新和平提案ロードマップの合意が成立した時の文書を
ちょっと引いてみましょう。
パレスチナは当時、暴力やテロリズムを放棄し、それに従わないパレスチナの
武装組織に対しては断固とした目に見える措置をとるということを文書で確認
していますよね。しかしパレスチナは明らかにそれを守っていませんね>
「パレスチナはその確約を守る為に多大なる努力をしています。
その他、これまでに幾つもの成功を収めています。
またこの確約を果たす為、保安機構を変えています。
ただ忘れてはならないのがイスラエルの占領が最大の問題だということです。
暴力の根源となっていたのも占領です。
占領が終われば、パレスチナ当局もよい訳です」
<住民の苦境はイスラエルの占領政策の所為だというのは極めてストレートな
従来の政治分析ですよね。しかし先程の世論調査に戻ると、87%の住民は
パレスチナ自治政府内に汚職・腐敗が存在しているとみています。
しかも61%はその体質は今後強まるだろうと答えています。
これはイスラエルの責任ではありませんよね>
「そうですね。しかもこの点に関して過去にもイスラエルを非難したことは
ありません。パレスチナ自治政府内で今大規模な改革を行っています。
パレスチナの評議会は98年に改革をし、腐敗を撲滅するよう要求していました
世界中どこでも腐敗はありますが、パレスチナにもそれに対処する自由が
なければならないんです」
<パレスチナ自治政府のアッバス議長は、
汚職の根絶に本気で取り組んでいるんですか>
「パレスチナには、米を始め、多くの国に公認されている財政システムがあり、
それが腐敗撲滅の鍵を握っています。
パレスチナには素晴らしい財務省があり、財政改革の殆どは実施されました」
<アラファト議長の時代に、自治政府内で明らかに私腹を肥していた
高官の裁判はどうなっているんでしょうか>
「裁判はいずれ実施されます。我々はまずその前に会計検査委員長や検事総長を
替えなければならなかったんです。しかもこの人事異動はつい最近起きた
ばかりです。パレスチナが難しい状況下、平和裏に移行できるよう、
ソフトな変化をもたらさなければなりません」
<穏やかな変革ではなくて、断固とした変革が今求められいるんじゃないで
しょうか。PLOの主流派ファタハの民兵組織ですら、ファタハの汚職体質に
愛想を尽かして、もうファタハ指導部の言うことはきかないと言っています>
「腐敗の度合いについては、よく誇張されたりするものですが」
<真実ではないですか>
「まあ、私は新しい検事総長が腐敗撲滅の為に
取り組んで下さるよう願っています」
<いつですか>
「分かりません」
<パレスチナ住民はいつなのか知りたいと思っていますよ>
「確かにそうでしょうが、国の指導者は国民よりも賢くなければなりません。
そしてそれに従って、優先順位をつけて物事に取り組まなければならないん
です。まず来年一月の選挙が成功するようにするべきなんです。
この選挙は合法な政府を樹立する上で重要な一歩となります」
<先程の世論調査は政治学者のシカキ氏が中心となって行ったものです。
そのシカキ氏は、イスラエルがガザから撤退して以来、新しいダイナミズムが
生まれつつあると分析しています。イスラエルとパレスチナの住民の意識の
レベルで、これまでにない妥協を行うことを受け入れる素地が生まれつつある
と、こういう風に指摘しているんです。貴方はそのことを認めますか>
「1988年にイスラエルを認め、歴史的パレスチナに対する権利を妥協したこと
からも、パレスチナの人々は妥協してきたと言えるでしょう。
しかし一方パレスチナは1967年に制定された境界線の下、暮らしていくことに
合意していますし、もうこれ以上妥協すべきではないと思います」
<私が話しているのは、もう少し具体的なレベルでの妥協です。
武装勢力、過激派組織も武装解除を行うのかどうかということです。
これらの組織はパレスチナ自治政府の指導部の言うことをもう聞こうとも
しません。ここで新和平提案ロードマップの合意が成立した時の文書を
ちょっと引いてみましょう。
パレスチナは当時、暴力やテロリズムを放棄し、それに従わないパレスチナの
武装組織に対しては断固とした目に見える措置をとるということを文書で確認
していますよね。しかしパレスチナは明らかにそれを守っていませんね>
「パレスチナはその確約を守る為に多大なる努力をしています。
その他、これまでに幾つもの成功を収めています。
またこの確約を果たす為、保安機構を変えています。
ただ忘れてはならないのがイスラエルの占領が最大の問題だということです。
暴力の根源となっていたのも占領です。
占領が終われば、パレスチナ当局もよい訳です」
これは メッセージ 84731 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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