パレスチナ自治政府:HARDtalk(BBC)①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/22 03:09 投稿番号: [84731 / 118550]
<ガザ地区における検問所の再開でイスラエルとパレスチナ当局が合意しました
数週間後に実施される予定です。これは和平プロセスの進展に大きく貢献する
合意なのでしょうか、あるいは紛争を覆い隠す見かけだけの前進なのでしょう
か。今日のゲストはパレスチナ自治政府のエルサレム問題担当相です>
<イスラエル政府との間で結んだ合意についてはどうお考えですか>
人と物の移動の自由が格段に進みますね。
極めて重要な合意であると考えていますか>
「重要な一歩だったと言えるでしょう。ガザ地区では貧困の割合や失業率が高く
人々は長年困難な状況下暮らしていました。イスラエルのガザ地区からの撤退
後も状況は変わらず、ガザの人々は実質的に幽閉された状態だったんです。
従ってガザの人達が外部と接触を持つことで生活も改善するでしょう」
<パレスチナ自治政府はこれまで、ガザからのイスラエル撤退を問題を覆い隠す
煙幕でしかないと言っていましたね>
「ええ、ガザ地区からの撤退は、イスラエルがヨルダン川西岸、特に東エル
サレムで行っていることをカモフラージュするようなものだったからです。
ガザ地区からの撤退は中東和平の一環として行われることを願っていましたが
そうではなかったんです」
<煙幕だという風に否定的にばかり捉えないで、ガザからのイスラエル撤退で
積極的な事態が生じつつあると認めることはできますか>
「我々は既にそう言っていますし、ガザ地区でのいかなる成功も良いものです。
入植地からのいかなる撤退も良いものですし、我々は撤退を歓迎しました。
西岸の殆どの地域を併合し、その為の壁を造っているのも一方では事実です。
ヨルダン川西岸でのイスラエルの行為は和平のロードマップの前進を望まない
かのようなもので、そういった行為は正当化できません」
<ヨルダン川西岸の問題については、この後詳しく伺いますが、その前にガザ
問題に絞りましょう。米のライス国務長官は今回の合意の立役者です。
合意によってガザの住民は移動と商取引と正常な暮らしができるようになると
表現しました。これは極めて重要な意味があると思うんです。結局パレスチナ
住民は正常な生活が営める場所に行きたいと考えている訳ですからね>
「そうです。状況はとてもひどく、ガザ地区とヨルダン川西岸に住む人皆が自由
と普通の生活を望んでいます。しかしガザ地区だけではやっていけないので、
ヨルダン川西岸と共に存続可能な国にしなければなりません」
<しかし、ガザ撤退から始めることで一定の成果が手に入る可能性はあります
よね。パレスチナ自治政府のマフムード・ガーラン閣僚は、
今回の合意は住民の大半にとって満足できるものであったと言っています。
ラファの検問所の管理がイスラエルの手からパレスチナに移る訳ですからね。
パレスチナは否定的な捉え方ばかりしないで、積極的な側面を見るべきでは
ないでしょうか>
「我々は将来を見据えており、その将来はガザ地区そしてヨルダン川西岸の全て
のパレスチナ人の自由が必要だと考えています。ガザ地区からのイスラエル人
入植地撤退は最初の一歩としては良いものでした。西岸でも全てのパレスチナ
人が自由で平和で普通の暮らしができるようにしなければなりません」
<イスラエルによるパレスチナ占領を終わらせることが
最優先の政治課題であるという立場を変えないんですね>
「そうです。占領の終わりと自由、それに活気のあり
成長できる独立したパレスチナを築きあげるのが目標です」
<その点に固執することでパレスチナの住民との間に
意識の溝ができているのではありませんか。
今年の十月パレスチナの研究所が行った世論調査があります。
世論に大きな変化が生じていると指摘しました。
パレスチナ問題は始まりからアラファト議長が死去するまで、
最優先課題は、いつでもイスラエル占領の終結でした。
しかし現在の住民の間では経済状態の改善がトップに躍り出ました。
占領の終結よりも15%も高い結果が出ているんです。
占領の終結という政治的課題から住民の生活の向上という経済的課題に
優先順位を移動させる時ではないでしょうか>
「占領の終わりにより長期的に人々の暮らしも良くなるでしょう。
これまでイスラエルによる占領下、パレスチナの人達は経済的に厳しい暮らし
を強いられていました。そしてイスラエルの出方によっては更に人々の暮らし
が厳しくなることもあったんです。従ってイスラエルの占領を終えさせ、
長期的に人々の暮らしを
数週間後に実施される予定です。これは和平プロセスの進展に大きく貢献する
合意なのでしょうか、あるいは紛争を覆い隠す見かけだけの前進なのでしょう
か。今日のゲストはパレスチナ自治政府のエルサレム問題担当相です>
<イスラエル政府との間で結んだ合意についてはどうお考えですか>
人と物の移動の自由が格段に進みますね。
極めて重要な合意であると考えていますか>
「重要な一歩だったと言えるでしょう。ガザ地区では貧困の割合や失業率が高く
人々は長年困難な状況下暮らしていました。イスラエルのガザ地区からの撤退
後も状況は変わらず、ガザの人々は実質的に幽閉された状態だったんです。
従ってガザの人達が外部と接触を持つことで生活も改善するでしょう」
<パレスチナ自治政府はこれまで、ガザからのイスラエル撤退を問題を覆い隠す
煙幕でしかないと言っていましたね>
「ええ、ガザ地区からの撤退は、イスラエルがヨルダン川西岸、特に東エル
サレムで行っていることをカモフラージュするようなものだったからです。
ガザ地区からの撤退は中東和平の一環として行われることを願っていましたが
そうではなかったんです」
<煙幕だという風に否定的にばかり捉えないで、ガザからのイスラエル撤退で
積極的な事態が生じつつあると認めることはできますか>
「我々は既にそう言っていますし、ガザ地区でのいかなる成功も良いものです。
入植地からのいかなる撤退も良いものですし、我々は撤退を歓迎しました。
西岸の殆どの地域を併合し、その為の壁を造っているのも一方では事実です。
ヨルダン川西岸でのイスラエルの行為は和平のロードマップの前進を望まない
かのようなもので、そういった行為は正当化できません」
<ヨルダン川西岸の問題については、この後詳しく伺いますが、その前にガザ
問題に絞りましょう。米のライス国務長官は今回の合意の立役者です。
合意によってガザの住民は移動と商取引と正常な暮らしができるようになると
表現しました。これは極めて重要な意味があると思うんです。結局パレスチナ
住民は正常な生活が営める場所に行きたいと考えている訳ですからね>
「そうです。状況はとてもひどく、ガザ地区とヨルダン川西岸に住む人皆が自由
と普通の生活を望んでいます。しかしガザ地区だけではやっていけないので、
ヨルダン川西岸と共に存続可能な国にしなければなりません」
<しかし、ガザ撤退から始めることで一定の成果が手に入る可能性はあります
よね。パレスチナ自治政府のマフムード・ガーラン閣僚は、
今回の合意は住民の大半にとって満足できるものであったと言っています。
ラファの検問所の管理がイスラエルの手からパレスチナに移る訳ですからね。
パレスチナは否定的な捉え方ばかりしないで、積極的な側面を見るべきでは
ないでしょうか>
「我々は将来を見据えており、その将来はガザ地区そしてヨルダン川西岸の全て
のパレスチナ人の自由が必要だと考えています。ガザ地区からのイスラエル人
入植地撤退は最初の一歩としては良いものでした。西岸でも全てのパレスチナ
人が自由で平和で普通の暮らしができるようにしなければなりません」
<イスラエルによるパレスチナ占領を終わらせることが
最優先の政治課題であるという立場を変えないんですね>
「そうです。占領の終わりと自由、それに活気のあり
成長できる独立したパレスチナを築きあげるのが目標です」
<その点に固執することでパレスチナの住民との間に
意識の溝ができているのではありませんか。
今年の十月パレスチナの研究所が行った世論調査があります。
世論に大きな変化が生じていると指摘しました。
パレスチナ問題は始まりからアラファト議長が死去するまで、
最優先課題は、いつでもイスラエル占領の終結でした。
しかし現在の住民の間では経済状態の改善がトップに躍り出ました。
占領の終結よりも15%も高い結果が出ているんです。
占領の終結という政治的課題から住民の生活の向上という経済的課題に
優先順位を移動させる時ではないでしょうか>
「占領の終わりにより長期的に人々の暮らしも良くなるでしょう。
これまでイスラエルによる占領下、パレスチナの人達は経済的に厳しい暮らし
を強いられていました。そしてイスラエルの出方によっては更に人々の暮らし
が厳しくなることもあったんです。従ってイスラエルの占領を終えさせ、
長期的に人々の暮らしを
これは メッセージ 84705 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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