THE WORLD UNCOVERED:BBCイラク撤退の是非5
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/14 04:34 投稿番号: [84528 / 118550]
<息子さんのフィリップさんをイラク戦争で亡くされたスーザン・スミスさん>
<英軍の駐留については御意見がおありと思いますが>
「英軍は撤退すべきだと思います。
イラクの人々が益々犠牲になるばかりだからです。
実はブレア首相から御手紙を頂いたんですが、
12月の選挙の後まで留まるべきだと書いてありました。
それなら選挙が済めば、撤退すればいいじゃありませんか。
イギリスはイラクに留まる権利はないんです」
<12月に撤退すべきと>
<イラク国民議会のサアド・ジャワド・キンディール議員>
「もちろんイラク国民は外国部隊の撤退を待っています。
しかし外国部隊は二年半にわたってイラクに留まっており、
この二年半の間、治安の責任は外国部隊の下にありました。
その為、今直ぐに撤退したり、撤退の期日を決めてしまったりすると、
イラクの治安が損なわれる危険があります。
ですから、外国部隊は機が熟すまで、つまり撤退してもイラクの治安が
保たれると確信できる時まで駐留を継続すべきだと思います。
選挙で選ばれたイラク政府の判断も重要な要素になるでしょう」
<ではここで、証人の第二グループをお招きしたいと思います。
ジェンキンス氏の第二の証人は、ハマスやヒズボラといったイスラム急進派間
の停戦合意で活躍された元EUの安全保障問題顧問アリステア・クルック氏です
英海外情報局に30年勤め、アフガニスタンでの御経験もあると言われています
が、御本人はノーコメントと仰っています>
「英軍がイラクに駐留していることでテロ攻撃が阻止されていると思われますか」
「いいえ、確かにそう考えたくなるのも分かりますが、事実ではありません。
イラクは今、外国部隊に占領されている訳で、特にスンニ派地域が軍事的抑圧
を受けていることで、イラク人に多くの犠牲者が出ており、内戦の雰囲気さえ
生まれています。状況を悪くしているだけだと思います」
「これから半年の間に、訓練を施す為の部隊のみ残して我々が撤退したら
イラクはどうなるでしょうか」
「まず抵抗勢力と一言に言っても、全く性格の異なる二つの勢力が存在すること
を理解する必要があります。まず抵抗勢力の九割は民族主義者達で、
占領が終結し、自分達が政治の世界に戻れることを望んでいる人達です。
そしてアメリカが4%から6%と見積もる極々少数派が外国のジハード戦士達
です。革命家、ザルカウイ派、色々呼び名はあるでしょう。
彼らは全く別の目的を持っています。革命、そして新しい世界秩序を求めて
いて、これを追求していくことでしょう。でも極少数派に過ぎず、もし部隊が
撤退すれば、スンニ派の主流派が政治に戻ると思うんです」
<ゴーグ議員>
「スンニ派は既に政治へと動いているのではありませんか。
確かに移行議会選挙の時はスンニ派はボイコットしましたが、
憲法に関する国民投票の時には多くが投票しました。
スンニ派の政党が民主プロセスに参加しようとしているんです」
「それは逆ですね。
国民投票でスンニ派が投票したのは、憲法を妨害したかったからです。
そしてもう少しで成功する所でした。
三つの県の内、拒否が三分の二に至らなかったのは一つだけでした」
「しかし票を武器に使いました。それは民主プロセスへの参加です。
アイルランドのカトリック系の運動と同じです。戦闘行為、政治への不参加で
始まったものが、選挙への関与を通じて民主勢力へと発展していきました」
「これこそまさに私が言わんとする所です。
抵抗勢力の九割は占領に反対して戦っているんです。
それ以上の目的はありません。
極少数派のジハード戦士達とは戦術上かかわっているだけです。
一旦占領が終結すれば、少数派の革命家達が
使っている手段を支援するつもりなどないんです」
「スンニ派が戦術を改めて民主主義を取り入れようとしている事実を否定されて
いる訳ではありませんよね。イラク国民の大半は連合軍ではなく、抵抗勢力に
より殺害されている訳で、つまり衝突の主な原因は、抵抗運動にある筈です。
また抵抗勢力の使うレトリックやアプローチはイスラム原理主義のそれでは
ありませんか」
「それは違いますね。民族主義的な抵抗運動は大方がスンニ派の地域が中心です
スンニ派の人々はアメリカの軍事的な圧力により虐げられていると感じていて
占領の終結を求めているんです。
イラク人死傷者の大半は連合軍に責任があることは明らかです。
これはアメリカの統計でもそうです」
<英軍の駐留については御意見がおありと思いますが>
「英軍は撤退すべきだと思います。
イラクの人々が益々犠牲になるばかりだからです。
実はブレア首相から御手紙を頂いたんですが、
12月の選挙の後まで留まるべきだと書いてありました。
それなら選挙が済めば、撤退すればいいじゃありませんか。
イギリスはイラクに留まる権利はないんです」
<12月に撤退すべきと>
<イラク国民議会のサアド・ジャワド・キンディール議員>
「もちろんイラク国民は外国部隊の撤退を待っています。
しかし外国部隊は二年半にわたってイラクに留まっており、
この二年半の間、治安の責任は外国部隊の下にありました。
その為、今直ぐに撤退したり、撤退の期日を決めてしまったりすると、
イラクの治安が損なわれる危険があります。
ですから、外国部隊は機が熟すまで、つまり撤退してもイラクの治安が
保たれると確信できる時まで駐留を継続すべきだと思います。
選挙で選ばれたイラク政府の判断も重要な要素になるでしょう」
<ではここで、証人の第二グループをお招きしたいと思います。
ジェンキンス氏の第二の証人は、ハマスやヒズボラといったイスラム急進派間
の停戦合意で活躍された元EUの安全保障問題顧問アリステア・クルック氏です
英海外情報局に30年勤め、アフガニスタンでの御経験もあると言われています
が、御本人はノーコメントと仰っています>
「英軍がイラクに駐留していることでテロ攻撃が阻止されていると思われますか」
「いいえ、確かにそう考えたくなるのも分かりますが、事実ではありません。
イラクは今、外国部隊に占領されている訳で、特にスンニ派地域が軍事的抑圧
を受けていることで、イラク人に多くの犠牲者が出ており、内戦の雰囲気さえ
生まれています。状況を悪くしているだけだと思います」
「これから半年の間に、訓練を施す為の部隊のみ残して我々が撤退したら
イラクはどうなるでしょうか」
「まず抵抗勢力と一言に言っても、全く性格の異なる二つの勢力が存在すること
を理解する必要があります。まず抵抗勢力の九割は民族主義者達で、
占領が終結し、自分達が政治の世界に戻れることを望んでいる人達です。
そしてアメリカが4%から6%と見積もる極々少数派が外国のジハード戦士達
です。革命家、ザルカウイ派、色々呼び名はあるでしょう。
彼らは全く別の目的を持っています。革命、そして新しい世界秩序を求めて
いて、これを追求していくことでしょう。でも極少数派に過ぎず、もし部隊が
撤退すれば、スンニ派の主流派が政治に戻ると思うんです」
<ゴーグ議員>
「スンニ派は既に政治へと動いているのではありませんか。
確かに移行議会選挙の時はスンニ派はボイコットしましたが、
憲法に関する国民投票の時には多くが投票しました。
スンニ派の政党が民主プロセスに参加しようとしているんです」
「それは逆ですね。
国民投票でスンニ派が投票したのは、憲法を妨害したかったからです。
そしてもう少しで成功する所でした。
三つの県の内、拒否が三分の二に至らなかったのは一つだけでした」
「しかし票を武器に使いました。それは民主プロセスへの参加です。
アイルランドのカトリック系の運動と同じです。戦闘行為、政治への不参加で
始まったものが、選挙への関与を通じて民主勢力へと発展していきました」
「これこそまさに私が言わんとする所です。
抵抗勢力の九割は占領に反対して戦っているんです。
それ以上の目的はありません。
極少数派のジハード戦士達とは戦術上かかわっているだけです。
一旦占領が終結すれば、少数派の革命家達が
使っている手段を支援するつもりなどないんです」
「スンニ派が戦術を改めて民主主義を取り入れようとしている事実を否定されて
いる訳ではありませんよね。イラク国民の大半は連合軍ではなく、抵抗勢力に
より殺害されている訳で、つまり衝突の主な原因は、抵抗運動にある筈です。
また抵抗勢力の使うレトリックやアプローチはイスラム原理主義のそれでは
ありませんか」
「それは違いますね。民族主義的な抵抗運動は大方がスンニ派の地域が中心です
スンニ派の人々はアメリカの軍事的な圧力により虐げられていると感じていて
占領の終結を求めているんです。
イラク人死傷者の大半は連合軍に責任があることは明らかです。
これはアメリカの統計でもそうです」
これは メッセージ 84527 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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