THE WORLD UNCOVERED:BBCイラク撤退の是非4
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/14 04:31 投稿番号: [84527 / 118550]
<イラク・クルディスタン地方政府のバイアンサミ・アブドゥル・ラフマン氏>
<連合軍の撤退時期を決めるのは正しい方向だと思われますか>
「いいえ、撤退の日にちを決めることは抵抗運動を助長し、国の再建にとっても
マイナスになるでしょう。英部隊の撤退により、イラク部隊が訓練の機会や
施設を失うばかりか、一般のイラク人にとっても精神的な打撃になると
思うんです。哀れなイラク人市民を狼の手に渡すようなものです。
イギリスがそんな結果を求めていた筈はありません」
<撤退時期はどうのように決めるんですか>
「それはイラク政府とクルディスタン地方政府が決めることです」
「つまり、その国の政府が求めれば、無期限に留まるのが我々の仕事だと
仰るのでしょうか。耳を疑いたくなるような発言ですね」
「そんなことは言っていません。これはイラクという特殊な例なんです。
イラクにはサダム・フセインという異例の暴君がいたからです。
何もイラクの例を全てに適用せよと言ってるんじゃありません。
ただイラクは特別な例で、民主主義と平和を新しい統一イラクに残すことは、
イギリスの為にもなると思うんです。
今、もう少しの所まで来ているのに、何故今撤退と仰るんでしょうか」
<国際問題研究所のポリさん>
「長く駐留することによって、イラクに民主主義が築かれる可能性が高まるか
どうかだと思うんですが、私は国の再建の主体はイラク国民自身にあるという
意見には賛成です。最初から私達が犯したミスは、上からの命令でイラクを
変えることができると考えたことでしょう。
イラク国民を主体としなかったのです。
しかし同時に抵抗運動の主体がザルカウイ氏にあると考えるのも間違っている
と思います。彼はヨルダン人であり、イラクから外国の部隊が撤退すれば
彼も撤退する筈です」
<ミュージシャンのブライアン・イーノさん>
「どちらの議論もイラクを暫く占領してから去るということを前提として
いますが、私はこの前提そのものが疑問だとかねてから思っています。
アメリカは長期または恒久的な占領を計画していたに違いありません。
西側の軍が中東に足場を築くことになる訳で、元々長期駐留を想定していたと
思います。だからこそ今、イラクに四つもの広大な基地を造っているんです」
<つまりできるだけ早く撤退すべきだということですね>
「ええ、明日にでもね」
<英軍の展開、原則面を担当されたジョナサン・ベイリーさん>
「私は期日を決めることには反対です。特定の日にちなどを設けると
成功の基礎を築くどころか、失敗の条件を作っているようなものです」
「予定を定めることにそれ程反対される根拠は何ですか」
「それは不必要にことを急いでしまうからです。
撤退は全てが成功したことを意味すると私は思っています。
でもそれはイラク国民が求めた成功ということです。
撤退は一挙に行うのではなく、時間をかけて段階的に行うべきだと思います。
ある日突然全ての条件が満たされたから撤退だということはあり得ない筈です
イラク軍が十分なレベルに達したし、経済発展もあるレベルに達したから、
それを一挙に撤退などあり得ません。段階的なものにしかならない筈です。
この日にはまだ撤退できないが、この日なら大丈夫だなどと言えるもので
しょうか」
<ジェンキンスさん>
「期日を設けなければ永遠に留まることになります」
「過去にも期日を設けて失敗した例があります。
イエメンのアデンでも撤退の日を決めたばかりに、地元の警察は英軍が去った
日には命がないと思い、反乱に出ましたし、また今のジンバブエ、ローデシア
では、ムガベ氏と七年にわたり戦い続けた地元警察は、選挙の結果を聞いて、
歓声を挙げました。自分達の為になることが分かっていたからです。
ですからイラクでも、英軍が撤退すると発表すれば、どんな危険が待ち構えて
いるか分かりません」
「どの法律をもって無期限に留まると仰るのでしょうか」
「無期限とは言っていません。イラク国民と我々の間の合意に基いた撤退を
待って、成功と呼べると言っているまでです。
撤退できるという事実が成功を意味するんです」
<つまり連合軍の撤退時期についてイラク政府に決定権があると>
「そうです」
<分かりました>
<連合軍の撤退時期を決めるのは正しい方向だと思われますか>
「いいえ、撤退の日にちを決めることは抵抗運動を助長し、国の再建にとっても
マイナスになるでしょう。英部隊の撤退により、イラク部隊が訓練の機会や
施設を失うばかりか、一般のイラク人にとっても精神的な打撃になると
思うんです。哀れなイラク人市民を狼の手に渡すようなものです。
イギリスがそんな結果を求めていた筈はありません」
<撤退時期はどうのように決めるんですか>
「それはイラク政府とクルディスタン地方政府が決めることです」
「つまり、その国の政府が求めれば、無期限に留まるのが我々の仕事だと
仰るのでしょうか。耳を疑いたくなるような発言ですね」
「そんなことは言っていません。これはイラクという特殊な例なんです。
イラクにはサダム・フセインという異例の暴君がいたからです。
何もイラクの例を全てに適用せよと言ってるんじゃありません。
ただイラクは特別な例で、民主主義と平和を新しい統一イラクに残すことは、
イギリスの為にもなると思うんです。
今、もう少しの所まで来ているのに、何故今撤退と仰るんでしょうか」
<国際問題研究所のポリさん>
「長く駐留することによって、イラクに民主主義が築かれる可能性が高まるか
どうかだと思うんですが、私は国の再建の主体はイラク国民自身にあるという
意見には賛成です。最初から私達が犯したミスは、上からの命令でイラクを
変えることができると考えたことでしょう。
イラク国民を主体としなかったのです。
しかし同時に抵抗運動の主体がザルカウイ氏にあると考えるのも間違っている
と思います。彼はヨルダン人であり、イラクから外国の部隊が撤退すれば
彼も撤退する筈です」
<ミュージシャンのブライアン・イーノさん>
「どちらの議論もイラクを暫く占領してから去るということを前提として
いますが、私はこの前提そのものが疑問だとかねてから思っています。
アメリカは長期または恒久的な占領を計画していたに違いありません。
西側の軍が中東に足場を築くことになる訳で、元々長期駐留を想定していたと
思います。だからこそ今、イラクに四つもの広大な基地を造っているんです」
<つまりできるだけ早く撤退すべきだということですね>
「ええ、明日にでもね」
<英軍の展開、原則面を担当されたジョナサン・ベイリーさん>
「私は期日を決めることには反対です。特定の日にちなどを設けると
成功の基礎を築くどころか、失敗の条件を作っているようなものです」
「予定を定めることにそれ程反対される根拠は何ですか」
「それは不必要にことを急いでしまうからです。
撤退は全てが成功したことを意味すると私は思っています。
でもそれはイラク国民が求めた成功ということです。
撤退は一挙に行うのではなく、時間をかけて段階的に行うべきだと思います。
ある日突然全ての条件が満たされたから撤退だということはあり得ない筈です
イラク軍が十分なレベルに達したし、経済発展もあるレベルに達したから、
それを一挙に撤退などあり得ません。段階的なものにしかならない筈です。
この日にはまだ撤退できないが、この日なら大丈夫だなどと言えるもので
しょうか」
<ジェンキンスさん>
「期日を設けなければ永遠に留まることになります」
「過去にも期日を設けて失敗した例があります。
イエメンのアデンでも撤退の日を決めたばかりに、地元の警察は英軍が去った
日には命がないと思い、反乱に出ましたし、また今のジンバブエ、ローデシア
では、ムガベ氏と七年にわたり戦い続けた地元警察は、選挙の結果を聞いて、
歓声を挙げました。自分達の為になることが分かっていたからです。
ですからイラクでも、英軍が撤退すると発表すれば、どんな危険が待ち構えて
いるか分かりません」
「どの法律をもって無期限に留まると仰るのでしょうか」
「無期限とは言っていません。イラク国民と我々の間の合意に基いた撤退を
待って、成功と呼べると言っているまでです。
撤退できるという事実が成功を意味するんです」
<つまり連合軍の撤退時期についてイラク政府に決定権があると>
「そうです」
<分かりました>
これは メッセージ 84526 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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