抵抗戦略の制約
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/10/23 14:31 投稿番号: [83304 / 118550]
>テロリストの行為を全面的に支持するようなひとには、
間違ってもらっては困るのですが、私は、ゲリラにせよ米軍にせよ、捕虜虐待や一般人殺害、誘拐、強奪などを「支持」しているわけではありません。ちょっと理解が難しいかも知れませんが、「被侵略国の国民が、自衛と称して行う『犯罪』は、不法行為を形成しない」と言っているだけです。そこには「正当防衛か過剰防衛か」の基準すらないのです。
そして、その基準を崩壊させる「侵略」が、もっとも不道徳な行為であると言っています。敵に「テロリスト」のレッテルを貼るだけで侵略や殺人が正当化されると勘違いしている「倒錯した道徳心」の方が百倍危険じゃありませんか?
あなたの文章の「侵略者への抵抗だからという理由で」を「テロを根絶するという理由で」に変え、「テロリストの行為」を「米軍の行為」に置換すれば、そのまま、あなた自身の主張と重なりますよ。
もちろん、私の言う「何でもあり」は、原則的な話に過ぎず、抵抗の戦略として「有効性」を担保するものじゃありません。彼らには敵の「道徳心」に訴えかけるという戦い方も選択肢として存在するのです。katuragi1940さんがおっしゃるように、「大義のために全滅すべき」という選択を唯一のものとして押し付けるわけじゃありません。ただ、我々の道徳心で抵抗者の戦略を否定することはできない…と言ったまでのことです。
私自身の道徳心で言えば、妹之山商店街さん同様「非武装の抵抗が最も好ましい」と考えています。しかし抵抗の戦略を決めるのは私たちじゃなく、イラク人です。「落としどころ」をどこに決めるのかも彼らの意思が左右します。抵抗の為であっても、彼ら自身が「神はお許しにならない」と考える行為は、戦略から除外されるでしょう。法的な原則論とは別に、抵抗者自身の持つ道徳的制約が抵抗戦略に大きく影響するのです。私は、何もそうした「制約」を全て排除せよと言うのではない…ということだけはご理解下さい。
これは メッセージ 83298 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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