対イラク武力行使

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サマーワ情勢

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/10/05 00:28 投稿番号: [81658 / 118550]
>こちらに死傷者が出て初めて、武器を使うことが許されるというナンセンス。
>極端な話が、死んだ後に発砲せよと言うのだろうか?

  イラク特措法には
「死傷者が出て初めて、武器を使うことが許される」とも
「死んだ後に発砲せよ」とも書かれていません。
(死んだ後に発砲できれば、それはゾンビですね)


>治安が益々悪くなるイラクに自衛隊がいるからには

ほんの数日前に、ナジャフ、カルバラ、バスラでは
治安維持権限が多国籍軍からイラク治安組織側に移譲されました。
「治安が改善されたから」という理由です。
次はサマーワという可能性はかなり高いと思います。

サマーワのあるムサンナ県議会がバスラ議会と同調して
英軍への非協力を声明しています。


>現実問題として自衛隊はすぐには戻れない。それどころか、自衛隊を守り
>イラクの治安維持に務めていた国々が来年には撤退すると言われている。

だからこそ日英豪の間で撤退時期について話し合っています。
おそらくは年内に正式政権が発足し、その後、来年から
徐々に撤退を始めるのだろうと予測しています。

イラクの正式政府が年末に発足しても体制が固まるまで約3カ月、陸自撤退にも
約3カ月かかると見られるとか、随分具体的な話も出てきていますね。


>もし危機に瀕して先に発砲を命じた自衛隊の指導官は
>帰国後業務上過失致死傷に問われ断罪されかねない。

  「正当防衛」ではなく、「過剰防衛」「誤想防衛」であれば
当然問題になります。

  日本国内の日常の事件でも、「過剰防衛」は問題になります。
別に自衛隊だけが特別とも思えません。


>自衛隊の置かれた矛盾を解除してやる必要がある。

  私の思う「自衛隊の置かれた矛盾」は
<自衛隊の復興支援を行う能力>と<現地の過剰な期待>
この両者の間の矛盾だと思っています。
私はイラクの復興支援に大いに賛成です。
自衛隊は復興支援を善意で行おうとしていると思っています。
しかし現地の過剰な期待を現地の自衛隊では解決できません。
現地雇用を増大する等、現地の自衛隊はよく頑張っていると思いますよ。
しかし高い失業率のサマーワでは焼け石に水です。

  サマーワではもう何ヶ月も前に給水活動は終了しています。
現在は一日五百人程度の現地の人に土木作業などの雇用を提供し
自衛隊員はその作業を毎日ではなく時々監視する程度です。
現在最大のプロジェクトは日本政府ODAによる大型発電所建設です。

  私にはもはやサマーワに留まる必然性がないように思われます。
イラク復興支援は隣国のヨルダンやクウェートからでも十分できます。
おそらくは来年以降はそのようになるのだろうと予測しています。

独仏はイラク国内には一兵も入れません。
しかし、隣国ヨルダンやクウェートからイラク警察の教育等
立派にイラク復興支援を行っています。
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