氷の原爆<シベリア抑留兵の悲劇
投稿者: battamama 投稿日時: 2005/09/24 21:11 投稿番号: [80871 / 118550]
少し長いが、以下はシベリア抑留関係展示会の入場者に向けられた(財)全国強制抑留者協会からの挨拶文だ。
若者達よ。戦争を知らない人々よ。
ここに眠る御霊の叫びを聞いて欲しい。
この方々は、戦争で命を落としたのではない。敵も射ち、我も射つ砲煙の中で死んだのではない。
1945年8月、日本はポツダム宣言を受け入れた。我々はソ連軍の武装解除を受け、銃も、弾丸も、剣も、すべて取り上げられ丸裸となった。戦争はもう終わったのだと思った。
懐かしい日本へ帰れると、誰しもが信じた。その為のささやかな準備もした。
しかし、次に我々が直面したものは、丸裸の我々に突きつけられた銃口と威嚇であった。
我々は、シベリアに連れ去られた。
千島・樺太・北朝鮮・満州から212万6千余名の日本人がその被害にあった。
何の為に、親兄弟と別れ、何の為に妻子と離れ離れにさせられ、何ゆえに日本に帰ることが出来なかったのであろうか。
若い人達よ。戦争を知らない人達よ。
御遺族の嘆きを聞いて欲しい。
やがて帰ってくる夫を、息子を、恋人を、父を、どんなに迎え入れようかと御家族は心待ちに待った。
敗れたとはいえ、激しい戦いにも生き残りを得た。家族との再会に心を弾ませた。
しかし、2年、3年、遂に朗報は届かず、僅かに風の便りに死んだと聞くばかり。
戦争が終わったというのに、何故死ななければならなかったのだろう。
何処で、どうして?
60年後の今日に至るも、私達の心の晴れる日はない。
若い人達よ。戦争を知らない人々よ。
ここに眠る人々と共に血と汗を流した我々の憤りを聞いて欲しい。
彼らは戦争で死んだのではない。
戦争が終わってから、酷寒のシベリアで、容赦のない銃口の前で、住むに家もなく、食うに食もなく、着るに服もなく、病に薬もなく、ましてや休養などあるわけもなく、ひたすら酷使され、ある者は坐り込んだまま、あるものは倒れたまま、更にある者は何処か連れ去れたまま、未だに正確な数字は分からない。
広島、長崎を火の原爆とするならば、まさしく、これは氷の原爆そのものである。
此の事実について、厳然たるこの事実について、考えて欲しい。
国家という背景を失った人々が、如何に悲惨で哀れなものか、我々は身を以て体験した。
このような体験を再び子供や孫達が味わう事のないように、自分達の国は自分達で守るという、この至極当たり前のことを、我々は今真剣に考える時が来たのではないかと、事実をありのままに展示して皆さんに訴えているのです。
若者達よ。戦争を知らない人々よ。
ここに眠る御霊の叫びを聞いて欲しい。
この方々は、戦争で命を落としたのではない。敵も射ち、我も射つ砲煙の中で死んだのではない。
1945年8月、日本はポツダム宣言を受け入れた。我々はソ連軍の武装解除を受け、銃も、弾丸も、剣も、すべて取り上げられ丸裸となった。戦争はもう終わったのだと思った。
懐かしい日本へ帰れると、誰しもが信じた。その為のささやかな準備もした。
しかし、次に我々が直面したものは、丸裸の我々に突きつけられた銃口と威嚇であった。
我々は、シベリアに連れ去られた。
千島・樺太・北朝鮮・満州から212万6千余名の日本人がその被害にあった。
何の為に、親兄弟と別れ、何の為に妻子と離れ離れにさせられ、何ゆえに日本に帰ることが出来なかったのであろうか。
若い人達よ。戦争を知らない人達よ。
御遺族の嘆きを聞いて欲しい。
やがて帰ってくる夫を、息子を、恋人を、父を、どんなに迎え入れようかと御家族は心待ちに待った。
敗れたとはいえ、激しい戦いにも生き残りを得た。家族との再会に心を弾ませた。
しかし、2年、3年、遂に朗報は届かず、僅かに風の便りに死んだと聞くばかり。
戦争が終わったというのに、何故死ななければならなかったのだろう。
何処で、どうして?
60年後の今日に至るも、私達の心の晴れる日はない。
若い人達よ。戦争を知らない人々よ。
ここに眠る人々と共に血と汗を流した我々の憤りを聞いて欲しい。
彼らは戦争で死んだのではない。
戦争が終わってから、酷寒のシベリアで、容赦のない銃口の前で、住むに家もなく、食うに食もなく、着るに服もなく、病に薬もなく、ましてや休養などあるわけもなく、ひたすら酷使され、ある者は坐り込んだまま、あるものは倒れたまま、更にある者は何処か連れ去れたまま、未だに正確な数字は分からない。
広島、長崎を火の原爆とするならば、まさしく、これは氷の原爆そのものである。
此の事実について、厳然たるこの事実について、考えて欲しい。
国家という背景を失った人々が、如何に悲惨で哀れなものか、我々は身を以て体験した。
このような体験を再び子供や孫達が味わう事のないように、自分達の国は自分達で守るという、この至極当たり前のことを、我々は今真剣に考える時が来たのではないかと、事実をありのままに展示して皆さんに訴えているのです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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