沢天夬(たくてんかい)
投稿者: battamama 投稿日時: 2005/09/12 18:26 投稿番号: [80091 / 118550]
易経に「沢天夬」という掛がある。
「夬」とは、決断して余分なものを除き去り、新たになるという意味だ。
この沢天夬の時がそのまま符合するような史実が、劇的な変貌を遂げた明治維新前の幕末期だった。
そして、平成の今、再び「沢天夬」の時が来た。
4年前、これまでの政治家とは趣を異にする小泉氏を見たとき、まさかここまで日本国中を動かす総裁になるとは想像だにしなかった。
あの細身で線の細い感じから、むしろ先行きを案じた程だった。
ただ、彼の資産が政治家には異例の、わずか5000万円というのが琴線に触れた。しかも、その5000万円というのが、決してゴージャスとはいえない彼の持ち家だったのだ。
ここに、初めて「私利私欲のない」希有な政治家の登場という期待を持たせてくれた。
神の使う器というのは、私利私欲無く自らの使命に忠実なるもの。そこに神風が吹く。
ただし、少しでも肥大した心が巣くうなら、途端に転落の憂き目を見る。
偉人と愚人の違いを如実に見せてくれるのは、その撤退の時。
時の終焉を察知し、速やかに身を引けるか否かだ。小泉首相は、恐らく時至れば潔く撤退の道を選ぶだろう。
そして、無心の者は自らの功績に執着することなく、為すべきを為して道を作ったなら、次なる者にその思いの引き継ぎを委ねる。
このような崇高な人生哲学を持つ者を偉人という。しかし、是を理解する者は少ない。天才が常に孤独である所以である。
「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ずる」
リーダーは、常に油断することなく、時の機運を読みながら進む力量を持つ者である。
異例の圧勝を遂げたこれから先こそ、小泉政権の真価が問われる。
民意は常に揺れ動く。
襲い来る有事に対して、これまで以上に万全の体勢で臨んで貰いたいと思う。
※自民圧勝の結果が出た後も、まだいじましくアーデモナイコーデモナイと負け惜しみを言っている輩は実に見苦しい。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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