対イラク武力行使

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6>テロリストに理などない

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/08/15 15:56 投稿番号: [77331 / 118550]
>テロリストと交渉する余地があるとかいっておきながら、

  モスレム社会の要求に、聞く耳をもつべきだとは言いました。テロリストの要求にモスレム社会からの要求と共通している部分があれば、それが「テロリストの要求」だからと言う理由で耳を塞ぐべきじゃない…と言っているのです。何度も言いますが「テロリストの言いなりになれ」と言うのではありません。交渉すべき相手はモスレム社会であり、アラブ諸国民であり、米英の軍事介入に反対しているイラク人たちです。

  米国は、武装レジスタンスではない「反占領」派の政治家、市民活動家、学者、宗教家らとの「交渉」を持ちましたか?   大部分がテロ行為を行っていない「イスラム原理主義各派」との交渉を持ちましたか?   「イスラム過激派」と呼ばれる各派は、米英に様々な要求を突きつけています。要求を出すということは、話し合いの余地があるということです。しかし、米英がそれらの要求に耳を傾けなかったから、彼らの一部が「テロリスト」化したのです。「テロリストの言い分には耳を傾けない」というのは、順序が「逆」です。

  なにも「テロに屈して、彼らの言い分をすべて飲め」と言っているのではありませんよ。「イスラム過激派」「原理主義者」「レジスタンス」「非軍事の反占領イラク人運動家&組織」等を、すべて「テロリスト」のカテゴリーにまとめあげ、「交渉の余地はない」と決めつけることに対して、非難しているのです。より広範囲のカテゴリーを「テロリスト」と規定することは、「交渉の余地のない敵」を増やし続けることです。多くの中間層を敵側になびかせることです。結局、気がつけば「テロリスト」の方が多数派になり、自派が政治面でも軍事面でも劣勢に立たされてしまった…なんてことになるのがオチでしょう。

  私は以前から「テロリストとレジスタンスを分けて対処すべきだ」と主張してきました。米英から見れば、レジスタンスは当然「敵」ですが、これは「交渉可能な敵」です。一方、テロリストは正体すら掴めない「交渉不可能な敵」です。この両者が「敵の敵は味方」との法則どおり、相互に連帯しているのかどうかはわかりません。しかし、前者の要求がはっきりしている以上、この勢力とは交渉を持つべきです。要求がはっきりしている「敵」との交渉を上手くまとめることが、結局は「テロとの戦い」に勝利することなのです。

  私は「交渉は法的正当性を基準にすべき」だとも言いました。たしかに、米英側はこれを基準にすれば不利な交渉になります。しかし、交渉したくないから「テロリスト」のカテゴリーに含めてしまえ…と言うのでは、先に言ったように破滅です。

  政治は力学であり、社会は功罪のバランスで成り立っています。「独善」は自らの力を削ぎ、テロや戦争は政治力学の不均衡から生まれます。どんな個人、組織、国家にとっても「敵」は不可欠な存在であり、これを殲滅、撲滅しようとする「独善」「身勝手」は政治力学の不均衡を呼びます。「排除」以外に社会を守るための選択肢がない「テロリスト」というカテゴリーは、常に「最少容積」に留めておかなければいけないのです。

  「テロリストは敵だ」と言うのと「敵はテロリストだ」と言うのでは、意味が違います。あなたは「敵」をすべて「テロリスト」にカテゴライズし、その容積を最大限まで膨らませているように見えます。

>対テロ戦争を支持しないイスラム教徒がすべてテロリストだとは言っていません。

  なぜ、「(米英の主導する)対テロ戦争」に反対し、抵抗するイスラム教徒が…とは言えないのでしょう?   あなたが「レジスタンスは敵だが、テロリストではない」と認められるなら、上記引用文章を額面どおり信用しても良いと思いますが、ご返答はいかがでしょう?
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