対イラク武力行使

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>ビン・ラディンの動機

投稿者: GivingTree 投稿日時: 2005/06/15 17:47 投稿番号: [73548 / 118550]
>筑紫哲也ニューズ23などではテロが起きるのはアメリカの政策が原因であるという説を、しばしば、唱えているが、これは単にアメリカを批判したいからにすぎない。

まず、反戦が趣旨のTBSの「ニュース23」という特有の反戦ニュース番組を持ち出すこと自体、極端すぎて例になっていませんね。

>その証拠に、アメリカのどのような政策が悪くてテロが起きるのかと、問えば、フセインがクウェートに侵攻した際、黙って見逃すべきだったという理不尽な答を出すしかないだろう。

「ないだろう」という仮定のもとにそれを「証拠」とするのは無理がある論理の進め方でしょう。ニュース23が実際に「フセインがクウェートに侵攻した際、黙って見逃すべきだった」という答えを出している事実があって初めて、それは「証拠」となりうるものになります。現時点では、単なる貴方の楽観的観測でしょう。

>中には、イスラエル・パレスチナ問題を挙げる人もあるだろう。ところがこれは大間違いである。イスラエル・パレスチナ問題が現在と大差なかった時代に、アルカーイダの首領ビン・ラディンは米国と仲良くやっていた。

そうですかね。すでにその頃には別のWTC爆破テロや、コール号爆破事件、ケニアの大使館テロが起きていたと思いますけど。時系列確かですか?

>彼とて、米国の存在があるからこそ、パレスチナ人がイスラエルから全面的な攻撃を受けないでいられることぐらいわかっていたのだ。

どういう論理ですか、それ。

>生まれながらの戦闘人間ビン・ラディンは闘いが終わってヒマをもてあましているときに、(この頃の話として読売新聞で読んだ記憶があるが、アフガンでのソ連との戦闘の代償を求め、米政府に断られたということもあるらしい。
元CIAだったらオサマに対する米政府の裏切りが、オサマの憎悪の根源となっているという話だったらそれは信じますよ。

>湾岸戦争が勃発し、イスラムの神聖な地である祖国サウジアラビアを半袖姿の女性兵士(神への冒涜らしい)を含む米兵士が自由に歩き回っていることを目の当たりにして、次第に米国を敵視するようになった。

そんなことを理由に本気で超大国アメリカに戦争仕掛けると思いますか?

>また、次のようなことも指摘されている。
イラクがクウェートに侵攻すると、サウジは自国にも侵攻してくるのではないかという危機感を抱いていたが、このときビンラディンはサウジ王室にクウェート奪回作戦を持ちかけ、アフガンのときと同じようにアラブ戦士による組織化を計画した。だが、サウジ王室はこれを退け米軍に頼った。聖地に異教徒の軍隊を駐留させたことに激怒したビンラディンは、反サウジ王室、反米キャンペーンを開始したが、サウジ王室からもビンラディン一族からも追放されてしまった。

この方が説得力ありますね。

>このような境遇に追い込まれたなら、生まれながらの戦闘人間が歩むべき道は推して計るべしであるが、これを米国の責任にするのは銀行強盗が起こったとき、銀行があるから悪いと言ってるようなもの。

いや、オサマを育て、裏切ったアメリカのやり方に問題があるんです。オサマのような立場の人間は、他の国にもいますよ。そしてそれらの指導者たちはみな、反米になっています。アメリカが日和見主義でテロを支援しては、用済みになったものを勝手なロジックで掃討しようとするから、反発が起きるんですよ。

>もちろん、テロを支えているのはイスラム社会が西欧文明に感化されていくことを危惧する一部のイスラム原理主義勢力ではあるが。

それもありますが、テロを“存続”させているのは、アメリカの半世紀に及ぶ無責任な政策が生んだ憎悪の連鎖です。テロを支援しつつそれを掃討するという矛盾に、そもそも狂気が隠れているんですよ。
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