対イラク武力行使

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lonlontimagoさんへ(2)

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/05/24 15:07 投稿番号: [72004 / 118550]
>明確に求職者をターゲットにしたと考えるのが
>もっとも合理的に思えるのですが。。

  そうですね。もし犯人がターゲットの宗派的属性(シーア派信徒だったと記事にある)を知っていたのなら、宗派抗争による「テロ」事件と見えます。しかし、普通そんなこと事前に分りますかねー?   ティクリートはフセイン元大統領の故郷ですから、住民はスンナ派が多いはず。そこでスンナ派過激派が求職者の列をターゲットに選ぶというのも、やはり不自然な気がするんですよ。

  どうも記事は、事件を宗派抗争による「テロ」事件だという先入観で書かれているように見えます。犠牲者がシーア派信徒だったという確かな根拠もないようで「…という」なんて、曖昧な書き方をしています。

  アンサール・スンナについて私が持っている疑惑は、去年のモスル米軍基地襲撃事件で、彼らが目撃情報と乖離する「犯行声明」を出したことから、広がってきました。あの事件については、レジスタンス寄りのメディアが「実行グループ」からの情報提供として「迫撃砲と新型ミサイルによる攻撃」だったと報道し、たまたま基地に取材に来ていた米国の週刊誌記者も「数発の迫撃砲の音を聞いた」とコメントしていたのです。これを「自爆攻撃だった」と言い出したのは、他ならぬアンサール・スンナで、米軍もそれを受けて「自爆攻撃だった」と訂正発表しました。

  米軍側としては、迫撃砲攻撃が可能なほど、レジスタンス部隊が基地に近づいたとするより、自爆犯がコッソリ忍び込んだとする方が、イメージ的に損失は少ないはずです。つまり、穿った見方をすれば、アンサール・スンナが米軍に「助け船」を出したような格好になってしまったのです。

  また、香田さんの事件で、アラブの声MLの斉藤力二朗氏がアル・ジハード・カーイダの情報をバスラネットに照会した時、バスラネットの回答は次のようなものでした。
『アル・ジハード・カーイダとアンサール・スンナは少数派でビン・ラーディンが率いるアルカーイダの思想を踏襲している。彼らをイラクに引っ張ってきたのはブッシュだ。しかし、それぞれのグループは個別に行動している。従って、統一イスラム粗危機には、上記2組織は含まれていない。この2組織はイラクで最も危険な組織だ。』

  上はアル・ジハード・カーイダのついでで出てきた話なのですが、注意深く観察していると、アンサール・スンナが「民間人狙いのテロ」専門で、時々、自分たちの犯行でもない「対米軍攻撃」の犯行声明を出していることに気づくのです。それも米軍にとってイメージ・ダウンにならず、レジスタンスにとってイメージ・ダウンとなるような内容で…。

  もちろん、たったそれだけの根拠で、アンサール・スンナが米軍の手先である…なんて結論に短絡するわけじゃありませんが、少なくとも、レジスタンスや反占領勢力からは、蛇蝎のごとく嫌われている存在であることだけは確かなようです。
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