『自今生涯』
投稿者: battamama 投稿日時: 2005/04/28 02:02 投稿番号: [69620 / 118550]
とは、「今、ここ」が未来を創るという意味。
理系云々の話で想い出したので、トピずれだが少しご紹介しましょう。
真の理系とは、かような人のことを言うのです。良いサンプルだ。
去る4月26日、京都大学で堀場製作所の会長を迎えてのフォーラムが設けられた。
『自今生涯』は、その時のテーマ。
21世紀は、世界全体が大きく変貌するだろうと堀場氏は語る。近代文明は限界に達し、資本主義といういわば弱肉強食のシステムは、貧富の差を生み、ひいてはテロをも引き起こすことになった。
哲学なき科学技術の進歩も加えて、深刻な環境問題をも引き起こしている。
ハイリスク=ハイリターンである。
堀場氏は、21世紀は『個』の時代だと予測する。
そのためにも、これまでの知識偏重の教育ではなく、「引き出す」「見つけ出す」という教育に移行するのが望ましいと語る。
以下、堀場氏の言。
「入試を難しくするのは反対。入りたい奴は来いという姿勢でいきたい。エデュケースというのは引っ張り出すという意味で、教え授けることとは違う。要するに、1人1人の人間の特徴とか興味を引き出す。お前には素晴らしい音感があるから、音楽の道へ行きなさい。たとえば作曲家になる、演奏家になる。表現力があるから小説家に成りなさい、解析力が強いから法学者か、それでなかったら数学者か物理学者になりなさい。こういうふうにして、社会に出たときにそれぞれの道で思い切り活躍できるような道を見つけて行くするのがエデュケーション」
好きなことをしている内に、それが仕事になり、やがてそれが社会に貢献するようになり、結果お金が儲かる。私達は、仕事は苦しいもの、辛いものというネガティブなイメージを強くインプットしている。
等々、80過ぎて、尚明晰な語り口での1時間半だった。
京都大学理学部在学中に堀場無線研究所を創業。社員に博士号の取得を推薦し、自身も医学博士号を取得。
医学を学ぶ迄は唯物的であったが、人間の人体の精巧さと神秘に触れて、そこに「神」の存在を見たようだ。目から鱗が5枚くらい落ちたと語っていた。
http://www16.ocn.ne.jp/~arc/left07record/IM2004/04lecture.htm
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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