対イラク武力行使

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>パピヨンのテーマ 1

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/04/04 13:39 投稿番号: [68261 / 118550]
>その彼がバグダッドで聞いた市民の声が武力行使による
>政権打倒なのですから、イラク市民のほとんどがそうで
>あったとみるべきです。

  強引な曲解です。リンク先のレポートを読みましたが、「私たちは一日も早い戦争を望んでいます」と言っていたのは、アッシリア人のコミュニティで彼に語りかけた一人だけですね。後の人の話は「私たちは悲惨な暮らしをしている」とか「戦争なんか日常だから怖くない」と言ったものです。それらは、精一杯好戦的に解釈しても「今の破滅的な状況を変えてくれるのは戦争しかないのかも知れない」と言う追いつめられた気持ちの現れでしかないでしょう。ケン・ジョセフ氏も「湾岸戦争と経済制裁が、彼らをそこまで追いつめた」と言っています。

  彼のレポートを分析すれば、イラク国民の多数が、湾岸戦争と経済制裁によって悲惨な暮らしを強いられ、絶望の渕に追いつめられた結果として、「もし戦争でこの状況が変わるなら、私たちは戦争すら恐れない」とまで言っていた…ってことになりますね。それが、なぜ「イラク国民のほとんどが、武力行使による政権打倒を望んでいた」になってしまうのでしょう?   都合の良い拡大解釈だと思いませんか?

  また、戦争によらず、経済制裁解除や政権の弾圧緩和政策で、人間らしい暮らしが戻るなら、そちらの方がずっと良いと多くのイラク人は思っていたはずではないでしょうか?
  殺人的な暴力を受け、絶望した被害者の「いっそのこと、殺してくれ」と言う言葉を真に受けて、暴行に加担した張本人が「お望み通り殺してやろう」と言っている図が頭に浮かびます。

>根拠としては、人口の20%を占めるクルド人や60%の
>シーア派が湾岸戦争後、米軍の支援を期待して蜂起するまでに
>政権打倒を望んでいたこと、

  クルド人のすべて、シーア派のすべてが蜂起したわけじゃありませんよ。人口の80%が反政府勢力であったなら、とっくの昔にフセイン政権は崩壊していたはずです。民族、宗派の構成がそのまま、政府支持対不支持の比率になるなんてことはありません。蜂起した集団がシーア派の人々だったからと言って、シーア派のすべてが「反フセイン」だったと断ずるのは、早計というより錯覚と言った方が良いでしょう。

>「米政府もわかっていると思う」
>「少なくとも何らかの関係があったのは間違いない」

  違いますね。正確に言うなら「イラク政府とアルカーイダの間に、何らかの関係を疑わせる情報があるのは間違いない」です。そして、精一杯あなたの主張にすり寄るならば「これらの情報から、米政府がイラク政府とアルカーイダの密接な関係を確信したことは、妥当な判断だったと思う」ですね。
  それに対して私は「妥当な判断ではなかったと思う」と言っています。ここで初めて議論が可能になるのであり、あなたのように「わかっている」とか「間違いない」とか断じてしまえば、話は続かないでしょう。
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