対イラク武力行使

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>パピヨンのテーマ

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/03/20 12:33 投稿番号: [67558 / 118550]
>大統領が大量破壊兵器はないと思っていたら、
>発見を期待するわけないでしょう。
>期待しているように見せかける必要もないと思う。

  「期待しているように見せかける必要」は多いにあるんじゃないですか?   だって、それまでずっと「確実な証拠がある。絶対に見つかるはずだ」と言い続けていたのですから。   「ない」と分かっていても、発見に手間取っている、あるいは捜索する意思が弱いと思われるような発言はしないでしょう。「治安状況を言い訳に、捜索隊本体の出動を遅らせる」なんて手法は使えませんね。   米政権の高官がずっと言い続けてきた事のなかに「米兵はイラク人に歓迎される」とか「治安は間もなく回復する」とか「抵抗はすぐに治まるだろう」というような「期待の維持」だけが目的の大嘘がいくつもあります。「発見は時間の問題」も、そのうちの一つと考えるのが妥当でしょう。なんといっても発見できなかったのですから。

>そうすると、テレビのニュースでやってたのは何だったのだろう。

  私は見ていませんが、たぶん「再現映像」みたいなものでしょう(ワイドショーなどは良くやります)。常識で考えて、事件当日にニュースを見るビンラディン氏とその仲間をビデオで撮影する必要性もないし、「司令部」に集まった人間が「二機目の突入を知らなかった」なんてことは考えられません。   対談ビデオで「待て、まだある」と言っていたのは、仲間が「高層ビルに飛行機が突入する夢を見た」という話の脈略で出てきています。

>まだ、ビンラディンは犯人ではないと思っているのですか。

  ビンラディン氏が事件に関与していることは、全く疑っていません。ただ、計画立案や指導といった部分での関与ではないと考えています。彼個人やアルカーイダ程度の組織に、当日の米空軍の哨戒活動をコントロールできるとは思えないからです(当日、NORADや米空軍の指揮系統が何故かズタズタになっていたことは、報告書も認めています)。そして、そうした「奇跡的幸運」がなければ、計画は挫折することが目に見えていたのです。

>(オウムは)70トンの原料を輸入して、サリンを日産2トン生産可能な
>化学プラントを建設していたのです。

  第6サティアンの事を言っておられるのでしょうが、あのプラントではサリン製造なんて無理です。製造作業員が先に全滅するでしょう。これは、実際に捜査本部の依頼でサティアンを検証した、一人の科学者から、私が直に聞いた話です。

>ブリクス委員長は、政府の脅かしで聴取に応じられないように
>していることを非難しているのです。

  事実に反します。「本人から聴取を拒否された」と言ってるだけです。イラク政府の脅しというのは、憶測に過ぎません。

>イラクはいい国になります。

  またオカルトですか?   明るい未来を夢見るのは結構ですが、現実の悲劇も見て欲しいですね。フセイン政権を非難する一般市民の話は、何の根拠にもなりませんよ。どこの国でも、政府を厳しく非難する人は大勢いますし、それがどの程度、事実を反映しているか誰にも分かりません。

>世界にとって必要だったかどうかは、イラク市民が自由と繁栄を謳歌するのを
>目にした未来の人たちが判断することになります。

  未来の繁栄と、武力侵攻の間に100%の因果関係を認めることはできません。もちろん、未来がそうであって欲しいというのは、みんなが望むことですから、これからの努力によってイラク市民が自由と繁栄を謳歌する時代が到来するでしょう。しかし「これは、オレ達が武力侵攻してやったからだよ」などと言えば、とんでもない奢りでしょう。歴史に「IF」は禁物ですが、イラク戦争がなければ、もっと早くいい国になっていたかも知れないのです。「もし、イラク戦争がなければ、絶対にイラクは良くならない」なんて言えるのは超能力者か神だけでしょう。不可知な未来を勝手に既定して、侵攻を正当化することは、乱暴かつ無意味な理論です。
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