>パピヨンの視点
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/03/11 12:23 投稿番号: [66780 / 118550]
>米国が自由主義国家の代表として、その役割を担っていますので、
>他の自由主義国家はその気にならないだけの話です。
ヨーロッパもロシアも中国も、イラク戦争以後、軍事力の整備と強化に走っています(付け加えるなら日本も…)。イスラエルは全ヨーロッパの都市を核ミサイルの射程に収めていると、自ら噂をばらまいていますよね。ということは、既に米国が「自由主義諸国の代表」ではなくなっていると見た方が良いのではないのですか?
>委員会の持つ縮小された権利が、それを国家に置き換えた段階では、どのような
>摩訶不思議な変換公式が働いたのか、「大部分が消滅」となっています。
最初に「権利は、それを持つ者と持たない者を区別する」と書いています。従って会社でも国家でも、その「運営権」が全構成員に分散された場合、少なくとも内部的には「権利の消滅」となります。全員が権利を持っているということは、裏を返した時、誰も(専権的)権利を持たない…ということです。ただ、組織の外部を含めてみると「運営権」は組織構成員が専権的に持つことになるので、権利は消滅していない…となるわけです。ちょっと難解かも知れませんが、良く読んでみて下さい。
>究極の理想的世界ならば、国の主を民にする制度(民主制度)など、
>必要ないと言っているだけであり、民主という概念が国家を前提にしないでも
>存在するという貴方の考えは間違いです。
国家が、ひとつひとつ分離された共同体であり、その成立が「武力による支配範囲の拡大競争」である以上、国境を策定するものは「武力」でしかありません。したがって国家がその政治体制(独裁であろうと民主制度であろうと)を保持するためには、内外に行使可能な武力が必要となります。これは「制度」を「国家権力」が保護するということであり、「民主制度」であっても、その「制度」が「国家権力」の庇護下にある以上、制度が武力を持った権力を否定することなどできないでしょう。「王は悪を成さず」という法則は、民主制度を持った国家でも、国家である以上、摘要されるということです。
>中東の民主化によって米国が覇権を喪失しても、それは中東がすばらしいところ
>なったためだから、喜ばしいことです。
でも、米国政権はそう考えていないんじゃありませんか? ラムズフェルド氏は「たとえ民主的選挙の結果であろうと、イラクがイラン型の宗教国家になることを、アメリカが受け入れることはない」と言っています。国家の体制や制度を決める権利を武力で国民から奪っておいて、なにが「民主化」でしょう?
>情報の共有化や国際文化交流、教育の進歩等によって民主主義が育まれるという
>のは同意ですが、こんな状態では、どうしようもなかったわけです。
フセイン政権は、教育と女性の権利拡大という面で、大きな功績を残しています。ユニセフから表彰されてもいるのです。別に、フセイン政権が「素晴らしい政権」だったと言うつもりはありませんが、彼の政策をひとつひとつ辿っていけば「民主化への道が完全に閉ざされていた」とは思えません。
>他の自由主義国家はその気にならないだけの話です。
ヨーロッパもロシアも中国も、イラク戦争以後、軍事力の整備と強化に走っています(付け加えるなら日本も…)。イスラエルは全ヨーロッパの都市を核ミサイルの射程に収めていると、自ら噂をばらまいていますよね。ということは、既に米国が「自由主義諸国の代表」ではなくなっていると見た方が良いのではないのですか?
>委員会の持つ縮小された権利が、それを国家に置き換えた段階では、どのような
>摩訶不思議な変換公式が働いたのか、「大部分が消滅」となっています。
最初に「権利は、それを持つ者と持たない者を区別する」と書いています。従って会社でも国家でも、その「運営権」が全構成員に分散された場合、少なくとも内部的には「権利の消滅」となります。全員が権利を持っているということは、裏を返した時、誰も(専権的)権利を持たない…ということです。ただ、組織の外部を含めてみると「運営権」は組織構成員が専権的に持つことになるので、権利は消滅していない…となるわけです。ちょっと難解かも知れませんが、良く読んでみて下さい。
>究極の理想的世界ならば、国の主を民にする制度(民主制度)など、
>必要ないと言っているだけであり、民主という概念が国家を前提にしないでも
>存在するという貴方の考えは間違いです。
国家が、ひとつひとつ分離された共同体であり、その成立が「武力による支配範囲の拡大競争」である以上、国境を策定するものは「武力」でしかありません。したがって国家がその政治体制(独裁であろうと民主制度であろうと)を保持するためには、内外に行使可能な武力が必要となります。これは「制度」を「国家権力」が保護するということであり、「民主制度」であっても、その「制度」が「国家権力」の庇護下にある以上、制度が武力を持った権力を否定することなどできないでしょう。「王は悪を成さず」という法則は、民主制度を持った国家でも、国家である以上、摘要されるということです。
>中東の民主化によって米国が覇権を喪失しても、それは中東がすばらしいところ
>なったためだから、喜ばしいことです。
でも、米国政権はそう考えていないんじゃありませんか? ラムズフェルド氏は「たとえ民主的選挙の結果であろうと、イラクがイラン型の宗教国家になることを、アメリカが受け入れることはない」と言っています。国家の体制や制度を決める権利を武力で国民から奪っておいて、なにが「民主化」でしょう?
>情報の共有化や国際文化交流、教育の進歩等によって民主主義が育まれるという
>のは同意ですが、こんな状態では、どうしようもなかったわけです。
フセイン政権は、教育と女性の権利拡大という面で、大きな功績を残しています。ユニセフから表彰されてもいるのです。別に、フセイン政権が「素晴らしい政権」だったと言うつもりはありませんが、彼の政策をひとつひとつ辿っていけば「民主化への道が完全に閉ざされていた」とは思えません。
これは メッセージ 66743 (cosmic_belt さん)への返信です.
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