Re: パピヨンのテーマへの反論 6
投稿者: cosmic_belt 投稿日時: 2005/03/05 20:07 投稿番号: [66404 / 118550]
●bonno_216 さん
私は、米国が本当にイラクを差し迫った脅威であると考えていたなんて思いませんが、たとえそうであったとしても、
国際社会が「イラクに大量破壊兵器の存在は確認できず、どの国にとっても差し迫った脅威ではない(査察で対処可能)」と
判断していた段階に於ける武力攻撃は、まったく正当性がないと断言できます。
●私
イラクに大量破壊兵器の存在を確認できなかったと言っても、存在しないことが確認できたわけではありません。
隠そうと思えば広大な国土のどこかに隠せるはずだと思うのは道理にかなったことだったでしょう。
それに、時期的にもタイムリミットだった。
米軍は大艦隊を集結させており、あの時期を逃したら、仮に国際社会が一致して武力行使しかないと判断した
としても、その実行は不可能だったのです。時期が少しでもずれ込めば猛暑を伴う砂嵐の季節になります。
従って、フセインが化学兵器を使用する可能性を計算に入れて米軍は防護服を着用しましたが、そのような作戦を
遂行することもできなかったわけです。
猛暑を伴う砂嵐の中でも、なんとか使用できる新型の防護服は開発されたばかりで、数が十分ではなかったのです。
それに、大艦隊を何ヶ月も集結させたままにしておくことの困難さもブッシュ大統領は考慮していたと思います。
しかし、結局、大量破壊兵器は発見できませんでした。
シリアに運んであるという情報もありますし、国土のどこかに隠されている可能性もゼロではないでしょう。
だが、もしかしたら、パウエル国務長官が開示したイラク軍将校の大量破壊兵器に関する会話の盗聴記録は、国防省などの
担当者が、イラクに大量破壊兵器があることは、イラク政権が打倒されれば明らかになるだろうと確信して、湾岸戦争後、
間もない頃の盗聴記録を持ち出したのかもしれません。
もちろん、あってはならないことですが、結果的にどうだったのかということについては、フセイン政権が虐殺と拷問の
恐怖独裁国家であったことを考慮するならば、遠い未来において、イラクの自由と繁栄を目の当たりにし、是とする意見も
聞かれることでしょう。
パウエル国務長官は非常に残念そうだったが、大量破壊兵器は一時的に廃棄されても、
材料とプログラムは温存されていたわけで、9.11テロを祝福する独裁者の存在は危険であることに
変わりはない。
フセインはこれほど査察を強行されることは計算に入れてなかったと思われるが、査察が
終了すれば徹底した管理体制を整え、秘密裏に製造することは可能だろうし、そもそも、
査察を要求される事態も防ぐことが可能です。
武力行使の決断は、以上のような総合的な判断によるものです。
他の国にとっては、差し迫った脅威ではないと感じられる傾向はあるでしょう。
9.11テロのような事件が、全世界で発生し、尚且つテロ組織と独裁国家の結びつきが懸念されるような状況なら、
ほとんどの国がイラクを危険国家だと認定したでしょう。
しかし、米国だけが大規模なテロ攻撃を受けたというのであれば、温度差があるのも当然です。
私は、米国が本当にイラクを差し迫った脅威であると考えていたなんて思いませんが、たとえそうであったとしても、
国際社会が「イラクに大量破壊兵器の存在は確認できず、どの国にとっても差し迫った脅威ではない(査察で対処可能)」と
判断していた段階に於ける武力攻撃は、まったく正当性がないと断言できます。
●私
イラクに大量破壊兵器の存在を確認できなかったと言っても、存在しないことが確認できたわけではありません。
隠そうと思えば広大な国土のどこかに隠せるはずだと思うのは道理にかなったことだったでしょう。
それに、時期的にもタイムリミットだった。
米軍は大艦隊を集結させており、あの時期を逃したら、仮に国際社会が一致して武力行使しかないと判断した
としても、その実行は不可能だったのです。時期が少しでもずれ込めば猛暑を伴う砂嵐の季節になります。
従って、フセインが化学兵器を使用する可能性を計算に入れて米軍は防護服を着用しましたが、そのような作戦を
遂行することもできなかったわけです。
猛暑を伴う砂嵐の中でも、なんとか使用できる新型の防護服は開発されたばかりで、数が十分ではなかったのです。
それに、大艦隊を何ヶ月も集結させたままにしておくことの困難さもブッシュ大統領は考慮していたと思います。
しかし、結局、大量破壊兵器は発見できませんでした。
シリアに運んであるという情報もありますし、国土のどこかに隠されている可能性もゼロではないでしょう。
だが、もしかしたら、パウエル国務長官が開示したイラク軍将校の大量破壊兵器に関する会話の盗聴記録は、国防省などの
担当者が、イラクに大量破壊兵器があることは、イラク政権が打倒されれば明らかになるだろうと確信して、湾岸戦争後、
間もない頃の盗聴記録を持ち出したのかもしれません。
もちろん、あってはならないことですが、結果的にどうだったのかということについては、フセイン政権が虐殺と拷問の
恐怖独裁国家であったことを考慮するならば、遠い未来において、イラクの自由と繁栄を目の当たりにし、是とする意見も
聞かれることでしょう。
パウエル国務長官は非常に残念そうだったが、大量破壊兵器は一時的に廃棄されても、
材料とプログラムは温存されていたわけで、9.11テロを祝福する独裁者の存在は危険であることに
変わりはない。
フセインはこれほど査察を強行されることは計算に入れてなかったと思われるが、査察が
終了すれば徹底した管理体制を整え、秘密裏に製造することは可能だろうし、そもそも、
査察を要求される事態も防ぐことが可能です。
武力行使の決断は、以上のような総合的な判断によるものです。
他の国にとっては、差し迫った脅威ではないと感じられる傾向はあるでしょう。
9.11テロのような事件が、全世界で発生し、尚且つテロ組織と独裁国家の結びつきが懸念されるような状況なら、
ほとんどの国がイラクを危険国家だと認定したでしょう。
しかし、米国だけが大規模なテロ攻撃を受けたというのであれば、温度差があるのも当然です。
これは メッセージ 66288 (bonno_216 さん)への返信です.
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