対イラク武力行使

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フセインのゲリラ作戦

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/02/04 11:22 投稿番号: [63548 / 118550]
ニューズウィークマガジンにフセインがアメリカと戦争になった場合には、真っ向から戦わずに一旦引き上げて後で再編成してゲリラ作戦を実行する計画をたて、その用意をしていたという記事が載った。

詳しい話は省くが、英米が国連の合意を得ようとすったもんだやって時間を浪費している間にフセインは国中の武器庫を満タンにし、バース党の戦闘員を主な都市に分散させていたわけだ。

無論、この間にシリアへWMDを移動させたことはまず間違いない。なにしろWMD開発に携わった科学者たちがシリアに避難していたことはすでに明らかになっているからね。イラクで見つからないわけだよな。

ま、それはともかく、ゲリラ作戦を最初から計画していた割には一年以上もやっているのにほとんど効果があがっていない。第一息子のウデイもクデイもバグダッドがおちて数日後にはころされてしまったし、自分だって数週間後にはつかまってしまった。これが計画だったとするとかなりの大誤算。

無論その原因は米軍の臨機応変な対応にある。現代の米兵は上の命令がなければ動きのとれないお人形ではない。兵士のひとりひとりが個人的に判断する力を持っている。いちど罠にはまった何人か失えば、もう同じ罠にははまらない。アメリカ兵はバース党残党の戦いかたをすぐに学びそれをいかして応戦した。それでアメリカ軍とテロ+抵抗軍の戦死者の比率は少なく見積もってもなんと1:10。

米軍は失敗から学びその体験をいかせる人間がいくらも生き残ったが、敵側は失敗した人間はほとんど死んでいる。だから米軍相手の戦いはほとんどあきらめてイラク兵や非戦闘員を狙った自爆テロや誘拐殺害などしかできなくなっている。

米軍の方が武力が圧倒的に強いのだから当たり前だと言うのは単純な考え。ソ連がアフガニスタンと戦争をやっていた時、武力からいえばソ連が圧倒的に強かったし動員した兵の数もアメリカがイラクに動員した数の数倍だった。にもかかわらず、あの戦争はソ連の惨敗。いまだってロシアはチェチェンの暴動をまったく鎮圧できないでいる。もう何年同じことをやっているのだろう?   主流メディアではあまり取り上げられなかったが、ソ連がアフガニスタンで失った戦士の数は20万とも言われている。チェチェンでもアメリカ軍がイラクで失った1400人なんて数よりは桁が違うはずだ。

アメリカとロシアを比較すると、賢い作戦とただの物量作戦の差があきらかになる。数だけ動員すればいいというものではない、といういい例だ。
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