対イラク武力行使

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ヒットマンの告白 2(加筆修正)

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/01/04 17:59 投稿番号: [61264 / 118550]
AG   「解りました。勤務した会社のことを話してください。」
JP   「私が勤務したのは、マサチューセッツ州ボストンにあるChas. T. Main という会社です。社員は2,000人ほどで、私は主任エコノミストになり、最終的には50人の部下を抱えました。しかし、私の本当の仕事は取引形成です。他の国に融資すること、それも一国が返済できないほどの巨額の融資することです。たとえば10億ドルをインドネシアあるいはエクアドルのような国に融資するとしましょう。融資条件の一つは、融資金額の9%を、ハリバートンとかベクトルなどの米企業に発注し、それらの企業にインフラを作らせることです。こうした企業は巨大で、その国に入り、電力施設や港湾、あるいは高速道路を建設します。基本的には、こうしたインフラは、その国で非常に裕福な少数の家族にだけ役立ち、その国の貧しい人々は、ついには、返済できない驚くほどの巨額の負債に首が回らなくなります。現在、エクアドルのような国は、国家予算の50%を超える金額を負債の償還に当てています。現実には、やっていくことはできません。つまり、文字通りその国は身動きできず、米国の言いなりです。米国が石油をもっと欲しければ、エクアドルに行って、「ほら、借金を返済できないんだから、米国の石油企業にアマゾンの熱帯雨林(石油の宝庫)を渡してくれ」と言えばいいのです。つまり、ヒットマンは巨額の融資をし、その大部分は米国に戻ってくるのです。融資を受けた国には負債と多額の金利が残り、基本的には米国の召使い、奴隷になります。これが帝国です。一方的です。巨大な帝国であり、きわめて成功を収めています。」

AG   「あなたは、賄賂そしてその他の理由のために、この本を長い間書かなかったと述べています。どういうことですか。誰が買収しようとしたのですか。どのような賄賂だったのですか。」
JP   「90年代に、本を書かないことで50万ドルをの賄賂を受け取りました。」
AP   「誰から。」
JP   「大手の土木建設会社から。」
AG   「どこですか。」
JP   「法的には、賄賂ではありません。コンサルタント料です。完全に合法です。しかし、基本的には私は何もしませんでした。『Confessions of an Economic Hit Man』で説明しているように、コンサルタント料としてそのお金を受け取ったことで、大したことをする必要はないものの、このテーマに関するいかなる本も書いてはならないことを暗黙に了解したのです。彼らは、当時この本を書いていることを知っていました。お話ししておきますが、ご承知のように、この本は桁外れの話です。言ってみれば、まるでジェームズ・ボンドの視点から書いたような。」
AG   「確かに、そのように読まれるべきですね。」
JP   「その通りです。国家安全保障局からリクルートされたとき、私は一日嘘発見器にかけられました。彼らは私のあらゆる弱点を見つけ出し、すぐに誘い込みました。私を取り込むために、米国文化の強力なドラッグ、セックス、権力、カネが使われました。私は、驚くほど強い道徳観を持つ、ニューイングランドのカルバン派のかなり旧家の出身です。自分はまあ人の好い人間です。実際のところ、私の話は、このシステム、そしてセックス、権力、ドラッグという強力なドラッグがいかに人々を誘惑できるかを明らかにしています。実際、私は誘惑に負けたのです。もしヒットマンの生活を送っていなかったら、人間がそんなことをすると信ずるのは難しいことでしょう。それこそが、私がこの本を書いた理由です。米国の外交政策が実際にはどのようなものなのか、対外援助がどのようなものなのか、企業の仕組みはどのようになっているのか、税金がどこに向かっているのかを本当に理解しているならば、米国民が変革を求めることでしょう。」
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