対イラク武力行使

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この素晴らしき世界では

投稿者: welcome2thecivilization 投稿日時: 2004/12/24 00:34 投稿番号: [60310 / 118550]
『愛』は美徳のような錯覚に陥るだけでなく、金にもなるようですね。

京都議定書のことに触れられていましたが、多国間協議は各国それぞれ妥協があって初めて成立するものであり、それを無視した(目先の)国益優先主義と愛国心は、別の問題ではありませんか?、「うちの子は可愛いけども」ということと、「余所の子のことなど知ったことじゃない」という発想が、イコールであるとは、一概に言えないのではありませんか。

……と、自分で書いておきながら、
実は私は、これもまたタテマエに過ぎないと考えていたりします。

私は、ある点で、人類にとっても悲観的だからです。
(私が以下に書くことは、私が決して「それがよいことだ」といっているのではないことを前置きしておきます)。

被差別民の存在で成り立つ民主制を「アテナイ市民型民主主義」といいますが、イギリスから渡ってきた清教徒アングロ・サクソンがアメリカで全人類に先駆けて「白人」の平等を実現しえた理由は、先住民と黒人奴隷という「他者」の存在があったからだ、という説があります。つまり排除する存在があって、はじめて同胞愛が生まれるというスルドイ(悲しい)見解なんですけどね。しかも、この説によれば、戦争状態と非戦争状態では、非戦争状態の方が犯罪発生率が高いというのです。

battamotherさんは中国の反日政策のことを取り上げていましたが、「敵国」があるというだけで、「愛国心」──ある意味での、ですが──は簡単に芽生えるようですね。しかも、どうやらこの順番は決して逆ではないみたいですよ。

私は、野生時代に学んだ「他者の不幸=自分の安全」という等式が我々のDNAに刻み込まれているからだと思うのですが、
  人間は、「他者」が存在しないと、不安でしょうがないようなのです。
そして、もしそうだとすれば、「他者」が存在しなかったら、人間は本能で無理矢理「他者」を作り上げようとするのではないでしょうか。人類の歴史の中で繰り返してきた過ちは、どれもこれもこのことを証明していませんか?
  ホワイトハウス高官が「テロリスト」という時の、あるいはウヨクが「北チョン」などと言う時に、彼らのしかめっ面の中にある種の喜びにも似た高揚感を読みとってしまうのは、果たして私だけでしょうか。

  また、たとえばアメリカでは白人間の異民族間交婚率は概ね50%を超えている(つまりアメリカでは白人の〜系はもはや意味を成さなくなりつつある)のに対し、黒人の異民族間交婚率を見ると黒人男性が10%、女性に至っては3%しかないのです(因みに同じデータで日本人男は17%、女は36%!)。黒人と分類される人口の割合がここ200年間でむしろ減少傾向(20%→10%)にあることを考えると、これは単に社会制度の問題では説明し得ないし、私はここに、平等主義などと言う綺麗事を超えた、強固な「他者認識」を見てしまうのですが、それもやっぱり私の考えすぎなのでしょうか。まあ、いくら人種差別反対!とか言ったって、白人男が黒人女に勃起しなけりゃ結婚してもしょうがないですけどね。

私たちの選択肢は、実は非常に限られていて、
A.敵がいるけれども、身内は平和(?)な世の中
B.敵はいないけれども、隣人にすら怯える世の中
の二つしかないのかも知れません。

だとすれば私たちは、まず同胞の安全を確保する方、つまりAを選ばざるを得ないのかもしれません。その方が(金銭的にも)トクをする人が多そうですし。
全員が不幸であるよりは、仲間だけは幸福であるほうが、まだマシではありませんか?
その方便として、私たちは「愛国心」という団結も必要かもしれません。


どう思いますか?

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