「軍事」じゃないIR用語だよ
投稿者: GivingTree 投稿日時: 2004/12/07 18:32 投稿番号: [59137 / 118550]
IR=International Relations
つまり国際関係学で使われる言葉で、ヤフー辞書などのconventional dictionaryの意味はgeneric過ぎて意味をなさない。また、国際関係学上の用語として調べようとしても、実際に国家政府や軍などのstate actorや、国連やNGO関係者などのnon-state actorの間で現実に使われる意味合いは違う。そこが辞書どおりの“意味”では語れない国際関係(IR)のダイナミズムというものだ。
そして残念ながら・・・
>が、国際法にあてはまるかどうかは議論の余地があるとしても、武力行使以前に行なわれていた「経済制裁」の延長として、国連、または有志連合軍による「軍事制裁」として解釈するのが一番妥当でしょう。
国連決議を経ない単独もしくは集団による「武力制裁」はあり得ず、有志連合軍による行動は「軍事制裁」というトップダウンの“正統性”を持つ懲罰行動ではなく、ただの集団武力行使である。
有志連合軍によるイラク攻撃は米英による武力行使に賛同した国々が独自で行ったものであり、それぞれの行動は対米関係を考慮してのみ行われている。よって、いくらこじつけようとも全世界残りの4/5強の国際コンセンサスを得ていない武力行動は、“正統”な軍事制裁にはなり得ない。
結論:
>イラク武力行使の目的はフセイン政権の打倒なので、「武力によって、他国の主権を侵害する」という意味で「侵略」がこの中では適切だと思いますよ。
テトのこの見解を上記の結論に組み込むと、こうなる。
イラク武力行使の目的はフセイン政権の打倒であったが、この行動については国連および国際社会の半数以上の賛同を得ておらず、したがって「武力によって、他国の主権を侵害する」行為を行った米英ならびにそれに与した有志連合軍はすべて、「侵略者」であると定義できる。
このような解釈でよろしいか?
これは メッセージ 59128 (tet010101 さん)への返信です.
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