take_the_rag_away さんへ(後半)
投稿者: hamtaro707 投稿日時: 2004/11/10 08:58 投稿番号: [57521 / 118550]
続きです。
(2)
>ディーツ某氏の「製造後6カ月間は相当量の放射線を出す」
は酷いですね。 このフレーズだけで、内容を読まずに突っ込んでしまう。
これはtakeさんへの質問はないです。
まず「6ヶ月間」を真に受けると、
「劣化ウラン弾には半減期が数十日程度の強力な放射核種が含まれている」
ということになるハズですね。 それは一体何なんでしょうね?
しつこく「製造後」を真に受けると、
放射能はその化学状態にほとんど依存しないのですから、
この「製造」は弾であるはずがなく、劣化ウラン製造すなわち濃縮工程後です。
工程を想定して追いますと、
初め(濃縮直後)の劣化ウランUF6(6フッ化ウラン)から、再転換(酸化物)を経由して、
粉末原料メーカで金属U粉末を得て、ここでそれぞれの段階で保管するので、数ヶ月経過し、
粉末冶金製品メーカで、チタン粉末などと混ぜて、焼結して、劣化ウラン合金を得て、
弾体メーカで加工して組立て、最終メーカで弾薬を組み込んで、納入し、配備されて、
現地までに6ヶ月はとっくに過ぎます。
(3)
>U-238の半減期45億年から、半年で分解する量をざっと計算すると、
>0.077 ppb (10億分の1)。この量で影響があるか、よく判りませんが、
>18万倍放射線が強いプルトニウムでも、ppm(100万分の1)オーダーの
>あたりで放射線障害の有無が議論されているようですが。
0.077ppbはU238崩壊の確率でいいのですが、
★質問2: Puの「ppmオーダーのあたりで」、のppmは崩壊の確率ではなくて
環境中の「濃度」のようなものですか?
この比較のしかたが、よく解らないです。
(4)
>私の放射線化学の知識の範囲では、放射線により引き起こされる化学反応の
>ほとんど全ては、媒体(生体系では、水でしょう)のイオン化です。
>ウラン1mgから1年間に10億個・・・水1mg中の水分子の数は、10億の
>33億倍あります。水がイオン化されてできるヒドロキルシラジカル…活性
>酸素の一種で、体の中では、いろんな原因で絶えず発生していますし。
(4MeV/個のエネルギのほとんどが「消滅」している議論に、突っ込みました。)
ヒドロキシラジカル1個の生成エネルギは5.3eV/個(・・120kcal/mol程度らしい)ですから、
4MeVのα粒子1個なら、ヒドロキシルラジカル1個ではなく10万〜100万個程度となります。
このヒドロキシルラジカルのエネルギは特に大きいとは言えませんが、α粒子の飛程数十μm
の局所に生成します(ヒドロキシルラジカルに限らず)。
このラジカルは不安定ですぐに反応して、他の結合(C-C、C-H、C-Oなど、数eV)に
影響を与えるはずですよね。
数が6桁多くなったとしてもtakeさんの議論では影響はないということでしょうけど。
生体なら凡そ数十μm進んだ局所で4MeVの殆んどのエネルギを放出するのですから、
[人体の水分を除いた30%の固定物分との反応はほとんどなく、
通常生活程度のちょこっと活性酸素が生成するだけです]
というのは納得しがたいのですが、
★質問3: 何か他に理由はありますか?。
以上です。 お返事がないからといって同じことをしつこく問うつもりはないので、ご安心を。
(2)
>ディーツ某氏の「製造後6カ月間は相当量の放射線を出す」
は酷いですね。 このフレーズだけで、内容を読まずに突っ込んでしまう。
これはtakeさんへの質問はないです。
まず「6ヶ月間」を真に受けると、
「劣化ウラン弾には半減期が数十日程度の強力な放射核種が含まれている」
ということになるハズですね。 それは一体何なんでしょうね?
しつこく「製造後」を真に受けると、
放射能はその化学状態にほとんど依存しないのですから、
この「製造」は弾であるはずがなく、劣化ウラン製造すなわち濃縮工程後です。
工程を想定して追いますと、
初め(濃縮直後)の劣化ウランUF6(6フッ化ウラン)から、再転換(酸化物)を経由して、
粉末原料メーカで金属U粉末を得て、ここでそれぞれの段階で保管するので、数ヶ月経過し、
粉末冶金製品メーカで、チタン粉末などと混ぜて、焼結して、劣化ウラン合金を得て、
弾体メーカで加工して組立て、最終メーカで弾薬を組み込んで、納入し、配備されて、
現地までに6ヶ月はとっくに過ぎます。
(3)
>U-238の半減期45億年から、半年で分解する量をざっと計算すると、
>0.077 ppb (10億分の1)。この量で影響があるか、よく判りませんが、
>18万倍放射線が強いプルトニウムでも、ppm(100万分の1)オーダーの
>あたりで放射線障害の有無が議論されているようですが。
0.077ppbはU238崩壊の確率でいいのですが、
★質問2: Puの「ppmオーダーのあたりで」、のppmは崩壊の確率ではなくて
環境中の「濃度」のようなものですか?
この比較のしかたが、よく解らないです。
(4)
>私の放射線化学の知識の範囲では、放射線により引き起こされる化学反応の
>ほとんど全ては、媒体(生体系では、水でしょう)のイオン化です。
>ウラン1mgから1年間に10億個・・・水1mg中の水分子の数は、10億の
>33億倍あります。水がイオン化されてできるヒドロキルシラジカル…活性
>酸素の一種で、体の中では、いろんな原因で絶えず発生していますし。
(4MeV/個のエネルギのほとんどが「消滅」している議論に、突っ込みました。)
ヒドロキシラジカル1個の生成エネルギは5.3eV/個(・・120kcal/mol程度らしい)ですから、
4MeVのα粒子1個なら、ヒドロキシルラジカル1個ではなく10万〜100万個程度となります。
このヒドロキシルラジカルのエネルギは特に大きいとは言えませんが、α粒子の飛程数十μm
の局所に生成します(ヒドロキシルラジカルに限らず)。
このラジカルは不安定ですぐに反応して、他の結合(C-C、C-H、C-Oなど、数eV)に
影響を与えるはずですよね。
数が6桁多くなったとしてもtakeさんの議論では影響はないということでしょうけど。
生体なら凡そ数十μm進んだ局所で4MeVの殆んどのエネルギを放出するのですから、
[人体の水分を除いた30%の固定物分との反応はほとんどなく、
通常生活程度のちょこっと活性酸素が生成するだけです]
というのは納得しがたいのですが、
★質問3: 何か他に理由はありますか?。
以上です。 お返事がないからといって同じことをしつこく問うつもりはないので、ご安心を。
これは メッセージ 57520 (hamtaro707 さん)への返信です.
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