対イラク武力行使

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フセインを悪者に仕立てたプロパガンダ

投稿者: albertomilanda 投稿日時: 2004/11/01 21:41 投稿番号: [57033 / 118550]
米英はマスコミを使い、フセイン大統領に対していくつもの悪いイメージを世界的に定着させた。その一つに「フセイン政権はイラン・イラク戦争末期にクルド人を毒ガスで虐殺した」という見方がある。イラク北部のイラン国境近くのクルド人の町ハラブジャで1988年に生物化学兵器が使われたのは事実だが、当時はイランとイラクが交戦中で、アメリカ国防総省の諜報機関(DIA)はその後間もなくして「兵器を使ったのはイラクではなくイラン側である可能性が高い」とする報告書をまとめている(当時はイラクが親米、イランが反米だったので、このような報告書が作られた可能性はある)。

  兵器はイラク側が発したものだとする別の調査結果もあり、どちらが正しいか結論は出ていないが、どちらにしてもイラン・イラク間の戦闘行為の一環として兵器が使われたのであって、ここ数年、世界の多くの人々が信じ込まされてきた「フセインはクルド人を虐殺するために生物化学兵器を使った」というのは事実誤認である可能性が高い。

  湾岸戦争当時「イラク軍が油田を破壊して原油がペルシャ湾に流れ出し、水鳥が油まみれになった」という話があったが、あれは実はアメリカの広告代理店が米政府に頼まれて仕掛けたウソ報道作戦で、実は油田を破壊したのはアメリカの側だった。またイラク軍がクウェート占領中に病院に押し入って保育器内の乳幼児をたくさん殺したという「目撃証言」も米議会でなされたが、この証言も広告代理店が仕組んだ真っ赤なウソだった。こうした情報操作の戦略が湾岸戦争後も続けられ、国防総省の下請けで「レンドン・グループ」などの広告代理店が英米の新聞にフセインの「悪行」をリークして書かせた。その一つが「フセインは毒ガスでクルド人を虐殺した」というストーリーだった。

  イギリスのブレア首相は「フセイン政権がイラク市民を虐殺して埋めたイラク各地の集団墓地を掘り返したところ、合計で40万人分の遺体が見つかった」と述べていたが、実は遺体は5千人分しか見つかっていない。これも英米が展開した戦争プロパガンダ作戦の一つである。

「フセイン政権は500トンのサリンを持っている」「フセインはアフリカのニジェールから核兵器の材料となるウランを買おうとしていた」「イラク政府は、移動式の生物化学兵器実験室をトラックに積み、査察を逃れるためにイラク国内を走らせている」といった、開戦前に言われていたことは、すべて間違いだった。フセイン政権はサリンを持っておらず、ニジェール政府の公文書はニセモノで、トラックに積まれていたのは兵器実験室ではなく砂漠で気球を上げるために水素を発生させる装置だった。

  こうしたウソ発生作戦の中には、CIAがやったと指摘されているものも多い。ブッシュ政権を窮地に陥らせた暴露的なデュエルファー報告書を作成したCIAのチャールズ・デュエルファー自身、かつて国連査察団の一員だったときには、イラクが大量破壊兵器を持っていないことを証明できないようにするため、証明の条件を厳しく設定することをやっていた。
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