テト、ライターさんへ
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/10/31 19:09 投稿番号: [56941 / 118550]
一般的な話として、アラブの人たちがもっとも嫌うことは面子を潰されてしまうことなんです。
ファルージャの町は自分たちの手で守りたい、と現地住民の人たちが思って当たり前でしょう。
米軍が掃討作戦だと言い、ファルージャにやってくる。たとえAC130であっても、彼らにとっては戦慄です。
米軍にとっては武装勢力がいる隠れ家であっても、彼らにとっては、生活の中で慣れ親しんだ建造物です。
そこが銃撃される様子を見て、黙ってなんていられるでしょうか?
僕が以下の
>>
なぜ、こうした現地住民が味方に付くような施策をしなかったのか。
>>
とのマサジュライさんの意見に共感するのは、米主導の占領統治の失敗を挙げるとしたら、まさに上の点になるからです。
彼らは米軍に自分の町を守ってもらいたいなどとは思っていないでしょう。あくまで自分たちの手で守りたいのです。
このイラクの人たちを誇りを、なぜ尊重し、生かしてあげる施策をとってこなかったのでしょうか?
いろいろできたはずです。イラク各派の民兵をもっとうまく活用し、最新鋭の装備を分け与え、訓練し、イラクという国は自分たちが守るのだとの意識を昴揚させることもできたでしょう。
そうした訓練と治安維持を同時並行にやらなければならないから、イラクの復興の初期段階で、兵力の大規模投入が必要だったとかねがね言っているのです。
自警団を組織する人たちは、彼らの誇りのために戦っています。
誰と戦っているとかじゃないんです。
極めて利己的な動機と思うかもしれないけれど、彼らにとっては重要な価値観なんです。
自分たちは町を守りたいと思っているのに、いつの間にか米軍に駐留され、なにやらフセインの親衛隊まで復活させられ担ぎ出されたりしているのに、町を守りたいと思っている人間が町を守る役割を与えてもらえないことに苛立ちも感じているはずです。
イラクの人たちの価値観を尊重し、イラクの人たちを味方に付けていくという意識が、米国には不足しているのだと思います。
ちなみに、自警団が恐れられているというのは、マサジュライさんへのレスでも書きましたが、彼らが一般住民を巻き込んでしまうような戦い方をするので、恐れられているという意味であり、このことは米軍がファールジャで掃討作戦を行うことに対する嫌悪感とは、また別物になります。
これは メッセージ 56924 (tet010101 さん)への返信です.
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