対イラク武力行使

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NATROMさんへ。劣化ウラン弾(後半)

投稿者: hamtaro707 投稿日時: 2004/10/31 01:51 投稿番号: [56914 / 118550]
続編です。
(2)着弾した劣化ウランによる被曝について(疑いがあると思う)

・ ウラン弾は着弾時にその運動エネルギの大部分が熱に換わり高温となり、大部分が溶けて飛散しながら、
すぐに燃えて、酸化物の粉塵になって飛散します。
地上に破片状に残ったものも、表面から酸化してボロボロになって剥がれ、やはり粉塵になって飛散します。
この酸化物の粉塵は比重が軽く比表面積も大きくなるので、乾季で風の強いイラクでは一度落下しても、
土中に埋没あるいは浸透しない限り、再度飛散するでしょう。
・ 米国政府は、粉塵の飛散による人体吸入はありうるが、98%は尿ですぐに排出されるとして、
大量摂取による化学毒性以外、放射能の危険性は認めていない。(上の在米大使館のHP参照)。
しかし推察すると、これは消化器系に入った場合の話であって、呼吸器系に入った場合は
直ぐに溶解し血液を経由して排出される、とは考え難い。

補足しますと、
・ 酸化ウランの微粉は、酸(胃酸)には少しずつ溶けますが、水(血液)には溶け難いので、
呼吸器系に吸入されると、比較的排出され難く、しばらく留まり易いと考えられます。
その場合には人体内部(肺)で直接血液などが被爆します。
・ α線(Uで4MeV程度)は、同じエネルギのβ,γ線よりずっと電離作用が強いため(係数20倍)、
直近接の細胞にのみ強く作用するので、体内に留まった場合少量であっても危険だと思います。
計算例 : 劣化ウラン10mg(15000Bq/g)が、患部0.1gに2ヶ月間作用すると、100mSvの被曝となる。
(α粒子15000個/g s×10mg×4MeV/個×86400s/day×30day÷(6.25×10^18MeV/J)÷0.1g×
放射線荷重係数20×Sv/J=100mSv)
これはもう無視できない数字になるのですが、計算の前提などで意見は分かれるでしょう。
でも、調査と議論の価値が十分ある、ということを示しているのです。

専門家で見解が分かれるのは、データがない(あるいは入手できない)ために
十分解析がなされていない問題、例えば:
①着弾したウラン弾から、どのくらいの範囲の人にどれだけ吸入されるのか?
②特に呼吸器系に入った場合に、体外に排出され易いのか、どのくらい留まるのか?
③そもそも、体内でのα線被曝線量と症状との定性的、定量的関係は?
といった問題でしょう。

<よって、着弾した劣化ウランの場合>
乾季のイラクでは特に、強い体内被曝を引き起こす疑いがある、と思います。
少なくとも、調査と議論の価値は十分あります。
(もちろん他の原因(油田火災の大量のベンゼンによる癌など)も否定はしません。)

以上。
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