ロム向け解説(進化論)
投稿者: NATROM 投稿日時: 2004/10/23 16:23 投稿番号: [56374 / 118550]
で、恒例のロム向け解説です。theme_from_papillon君もたまにはいい事を言うから、その部分を引用してみましょう。
>科学では、それまでの常識や理論と矛盾するような現象に遭遇したとき、それを認めることから始まり、
>やがてそれを説明できる理論が構築されてきた。相対性理論も量子力学もそうである。
>進化論でも遺伝子機構の解明が進むにつれ、これまでの理論が覆される現象が発見されることだろう。
まったくその通りです。「それまでの常識や理論と矛盾するような現象に遭遇したとき、それを認めることから始まり、やがてそれを説明できる理論が構築されてきた」例として、相対性理論や量子力学以外に、ダーウィン進化論も挙げれば完璧です。相対性理論や量子力学が確立されたのと同じ意味において、ダーウィン進化論は確立されました(msg55634のマイアの引用部分も参照のこと)。社会行動をはじめとしたさまざまな形質において、ダーウィン進化論は検証されてきました。
しかし、確立された学説は、例外をまったく認めないものではありません。特に生物学の分野ではそうです。興味深い例外がいくつかあるというだけで、ある学説に矛盾があるとは言えません。もし言えるとしたら、生物学の分野において矛盾のない学説は存在しないことになってしまいます。物理学の分野においてすら、相対性理論と量子力学の両者を矛盾なく統一する理論はまだ存在しません。だからといって、「相対性理論には矛盾がある」などと主張するのは馬鹿だけです。
今後、研究の進展によってダーウィン進化論も拡張・修正されていくことでしょう。しかしながら、theme_from_papillon君が行ったような馬鹿計算のような論法でダーウィン進化論が否定されることは決してありません。学説の修正は、常に、その学説について熟知している者の手によって行われるものです。
著作を読んだこともないくせに「ドーキンスの主張はこうだ」と断言したり、引用元にあたらずに二次文献を鵜呑みにし、しかも二次文献からと明示せずに引用したり、「院長だから嘘をつくとは思えない」などと盲信したり、いろいろ不誠実な点はおいておきましょう。もっとも問題なのは、theme_from_papillon君は、ダーウィン自身の著作を読んだこともなく、現在の進化生物学においてもっとも広く読まれている啓蒙書すらやっと一冊読んだだけで、断続平衡説も知らない、集団遺伝学も知らない。おそらく原著論文など読んだこともない。にも関わらず、「進化論の本を理解するのに相対性理論を理解するときのような程度の知識は必要ない」と自分で判断しています。どうしてその判断が正しいとtheme_from_papillon君に分かるのでしょう?さんざん指摘したように、「理解したつもりになっているだけ」です。「相対性理論は間違っている」系の人たちに、相対性理論を理解させることが困難であるように、theme_from_papillon君にダーウィン進化論を理解させるのは困難でしょう。せめて、ロムの人たちに、彼のようなトンデモに陥らないように示すことにしましょう。「ある学説を理解できないこと」がトンデモなのではありません。「啓蒙書を数冊読んだだけである学説を理解できたと思い込み、その学説には矛盾があるなどと主張する」ことがトンデモなのです。
>世界は人間に果てしない試練と好奇心を与え続けるようにできている。
>進化論とて例外ではないと思う。これだけ、関心を持つ者がいるというのに
>この先、何も目新しいものがなかったでは、人間に申し訳が立たないだろう。
まったくですね。進化生物学の分野は、他のあらゆる科学の分野と同じく、エキサイティングで魅力にあふれています。啓蒙書を一冊か二冊読んだくらいで否定できるような分野ではありません。
#まあ、どの分野もそうなんだけど。トンデモさんのみが、自らの勉強不足を省みず、確立された学説を否定するのだ。
>科学では、それまでの常識や理論と矛盾するような現象に遭遇したとき、それを認めることから始まり、
>やがてそれを説明できる理論が構築されてきた。相対性理論も量子力学もそうである。
>進化論でも遺伝子機構の解明が進むにつれ、これまでの理論が覆される現象が発見されることだろう。
まったくその通りです。「それまでの常識や理論と矛盾するような現象に遭遇したとき、それを認めることから始まり、やがてそれを説明できる理論が構築されてきた」例として、相対性理論や量子力学以外に、ダーウィン進化論も挙げれば完璧です。相対性理論や量子力学が確立されたのと同じ意味において、ダーウィン進化論は確立されました(msg55634のマイアの引用部分も参照のこと)。社会行動をはじめとしたさまざまな形質において、ダーウィン進化論は検証されてきました。
しかし、確立された学説は、例外をまったく認めないものではありません。特に生物学の分野ではそうです。興味深い例外がいくつかあるというだけで、ある学説に矛盾があるとは言えません。もし言えるとしたら、生物学の分野において矛盾のない学説は存在しないことになってしまいます。物理学の分野においてすら、相対性理論と量子力学の両者を矛盾なく統一する理論はまだ存在しません。だからといって、「相対性理論には矛盾がある」などと主張するのは馬鹿だけです。
今後、研究の進展によってダーウィン進化論も拡張・修正されていくことでしょう。しかしながら、theme_from_papillon君が行ったような馬鹿計算のような論法でダーウィン進化論が否定されることは決してありません。学説の修正は、常に、その学説について熟知している者の手によって行われるものです。
著作を読んだこともないくせに「ドーキンスの主張はこうだ」と断言したり、引用元にあたらずに二次文献を鵜呑みにし、しかも二次文献からと明示せずに引用したり、「院長だから嘘をつくとは思えない」などと盲信したり、いろいろ不誠実な点はおいておきましょう。もっとも問題なのは、theme_from_papillon君は、ダーウィン自身の著作を読んだこともなく、現在の進化生物学においてもっとも広く読まれている啓蒙書すらやっと一冊読んだだけで、断続平衡説も知らない、集団遺伝学も知らない。おそらく原著論文など読んだこともない。にも関わらず、「進化論の本を理解するのに相対性理論を理解するときのような程度の知識は必要ない」と自分で判断しています。どうしてその判断が正しいとtheme_from_papillon君に分かるのでしょう?さんざん指摘したように、「理解したつもりになっているだけ」です。「相対性理論は間違っている」系の人たちに、相対性理論を理解させることが困難であるように、theme_from_papillon君にダーウィン進化論を理解させるのは困難でしょう。せめて、ロムの人たちに、彼のようなトンデモに陥らないように示すことにしましょう。「ある学説を理解できないこと」がトンデモなのではありません。「啓蒙書を数冊読んだだけである学説を理解できたと思い込み、その学説には矛盾があるなどと主張する」ことがトンデモなのです。
>世界は人間に果てしない試練と好奇心を与え続けるようにできている。
>進化論とて例外ではないと思う。これだけ、関心を持つ者がいるというのに
>この先、何も目新しいものがなかったでは、人間に申し訳が立たないだろう。
まったくですね。進化生物学の分野は、他のあらゆる科学の分野と同じく、エキサイティングで魅力にあふれています。啓蒙書を一冊か二冊読んだくらいで否定できるような分野ではありません。
#まあ、どの分野もそうなんだけど。トンデモさんのみが、自らの勉強不足を省みず、確立された学説を否定するのだ。
これは メッセージ 56332 (theme_from_papillon さん)への返信です.
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