サッカーさんさんへ
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/10/19 11:35 投稿番号: [56104 / 118550]
あくまで形式論に徹しさせていただいているため申し訳ありませんが、
>強制の要素は、武力を行使する干渉の場合にはとくに明らかである。」
ここは国連憲章2条4項の適用を受けると判断した部分ですね。
で、米国は国際法の重要な原則に違反したとのICJの判決は私も支持しております。
>コントラがテロリスト集団に当たるか否かであるが
ICJはコントラの行為と米国の行為を峻別した判断をしたと私は先に指摘しているはずです。したがって、コントラの「テロ」とみなし得る行為は、米国の責任に帰着せず、米国はコントラを監視するための「相当な注意義務」を十分に履行していなかった――ということがICJの判断になるわけです。
つまりコントラの「テロ」とよばれ得る行為と米国の支援行為は、法的には全く別物として扱われているのです。
確かに、私も、米国が内政不干渉義務に反する行為に及んでいる以上は、コントラの行為が過剰にならないよう配慮する注意義務は存在しており、その注意義務を怠っていただろうとは思います。
その結果として、過剰な被害が出てしまったことは決して容認できるものではないだろうとも思います。
軍事力において他を圧倒している米国は、そもそも緩い規範体系である国際法の枠組みから外れることができることから生じる懸念されるべき事態については、おそらく私も、サッカーさんと同様の問題意識を共有していると思います。
一方、先でも指摘しましたが、「テロ国家」であると米国を糾弾するのであれば、他にも「テロ国家」であるとみなし糾弾すべき国はやまほどあるわけで、「米国だけ」というところが、かなり引っ掛かります。
米国の場合は、大国なのでその行動が目立ちますが、たとえ発展途上国であっても、巧妙に米国のコントラ支援のようなことをやっている国があるわけです。
ヨーロッパ諸国などは米国など足元にも及ばないくらいしたたかで、えげつないことをしております。
米国を「テロ国家」であると大胆に言うからには、ダブルスタンダードにはならない方がいいのではないか――と私は考えます。
これは メッセージ 56099 (soccerdaisuki2004jp さん)への返信です.
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