2004年秋、フセイン■再考察(4)
投稿者: silverlining551 投稿日時: 2004/10/03 16:06 投稿番号: [54930 / 118550]
⑤社会主義的分配政策とシンボル支配
フセインの統治手法は、石油という富により、最大限の効果を発揮した。
大規模な道路、住宅建設計画。シーア派聖地のナジャフやカルバラへのモスク建設。
バグダッドのシーア派貧困地域での住宅整備計画。
――あたかも石油の富を国民に分け与えていますよと言わんばかりの分配政策。
フセイン政権の政治的威光を高めるために、国際会議場や一流ホテルなんかも建設された。
湾岸戦争以前のイラクでは、少なくとも社会経済的な国民の権利には配慮がなされていた。
そして、こうして国民にばら撒かれた富については、フセインは、「自分こそが富の源泉である」というイメージを
しっかり国民に植え付けることも忘れない。
建設した施設や訪問した村、歩いた道路には、恩恵を与える父としてのフセインの名前を必ず刻み、
シンボルによる支配もぬかりなく行った。
これは メッセージ 54861 (pikaichi_kink_1000000 さん)への返信です.
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