本音で戦争を語り合うことから
投稿者: battamother 投稿日時: 2004/08/26 03:05 投稿番号: [52013 / 118550]
先日ご紹介したアグネス・チャンさんの『わたしが愛する日本』の中から、日本とアジアの心の深い海について少々。
本当は、ここで簡単に語れるような問題でへはないのは重々承知のことですが、彼女の本の中からピンポイント的に文章を抜粋します。あとはその行間から何かを感じ取って欲しい。
私同様、過去の日本とアジアの事を深く知らない人達が、その歴史を、より深く学び理解しようという切っ掛けになれば有り難い。
以下、アグネス・チャンさんの本より。
近現代史に関しては、日本の教育内容は不十分だと思う。そのため、多くのアジアの国の不信感を煽ることになっている。
国家に不利な歴史や情報を、子供達に教えないのは日本だけではない。北朝鮮や、文化大革命の時代の中国などもやっていた。指導者達は、次の世代の子供達に、自国の立場に有利な事だけを選択して教えがちになる。
子供達に自分の国を良く思って欲しい。だから、国の過去の過ちは教えない。あるいは、責任を他に押しつける。ごまかす。判断を保留する。
しかし、そうした事実を歪曲する行動が、結局、国際社会から非難されることになる。
先のトピでもご紹介したように、アグネス・チャンさんは、その結婚記者会見で思いがけない反発に遭う。
それを切っ掛けに日本人である夫とちょっとした諍いを起こした。
『ぼくは、日本人だ。それは変えられない。それでも、やってみよう。いいでしょう?』と言ってくれた。私は反省した。確かに、彼が何国人なのかは、結婚には全く関係ない。私は頭を下げた。
『私は中国人です。だからきっと迷惑をかけますが・・・。それでもいいですか?』
それで、私たちは結婚することになった。
私は、自分たちが幸せになることによって、戦争の歴史や事実を知ることは、決して後ろ向きなことではないと証明したかった。知識があるからこそ未来が開ける。事実を知り、話し合ったからこそ、本当に愛し合える。
意図的に作られた『美しい歴史』を押しつけられたくはない。
目に見えない壁を乗り越えるにためには、日本とアジアが本音で語り合うことが必要だ。
そして、あの戦争に関して、共通の歴史を共有することが、唯一の解決の道だと思う。その日はいつくるのだろうか?
靖国神社への参拝問題についても、毎年のように問題が起こる。中国は、政府としてはこの問題をあまり追求する気はないようだが、一般の中国人は熱くなっている。国のために亡くなった人達の霊を慰めるのは当然のことだ。
しかし、靖国神社は事情が違う。天皇を神とし、戦犯を英霊として祀る施設に首相が参拝する姿を見れば、多くのアジア人が『日本は国として、あの戦争が正しかったと考えているのではないか?』ととらえるもの無理はない。
宗教と政治を引き離し、靖国神社以外に戦没者を祀る施設をつくれば、アジアのひとたちもきっと納得するはずだ。こうしたプランが遅々として進まないことに、歯がゆい思いをしている人も大勢いると思う。
本当は、ここで簡単に語れるような問題でへはないのは重々承知のことですが、彼女の本の中からピンポイント的に文章を抜粋します。あとはその行間から何かを感じ取って欲しい。
私同様、過去の日本とアジアの事を深く知らない人達が、その歴史を、より深く学び理解しようという切っ掛けになれば有り難い。
以下、アグネス・チャンさんの本より。
近現代史に関しては、日本の教育内容は不十分だと思う。そのため、多くのアジアの国の不信感を煽ることになっている。
国家に不利な歴史や情報を、子供達に教えないのは日本だけではない。北朝鮮や、文化大革命の時代の中国などもやっていた。指導者達は、次の世代の子供達に、自国の立場に有利な事だけを選択して教えがちになる。
子供達に自分の国を良く思って欲しい。だから、国の過去の過ちは教えない。あるいは、責任を他に押しつける。ごまかす。判断を保留する。
しかし、そうした事実を歪曲する行動が、結局、国際社会から非難されることになる。
先のトピでもご紹介したように、アグネス・チャンさんは、その結婚記者会見で思いがけない反発に遭う。
それを切っ掛けに日本人である夫とちょっとした諍いを起こした。
『ぼくは、日本人だ。それは変えられない。それでも、やってみよう。いいでしょう?』と言ってくれた。私は反省した。確かに、彼が何国人なのかは、結婚には全く関係ない。私は頭を下げた。
『私は中国人です。だからきっと迷惑をかけますが・・・。それでもいいですか?』
それで、私たちは結婚することになった。
私は、自分たちが幸せになることによって、戦争の歴史や事実を知ることは、決して後ろ向きなことではないと証明したかった。知識があるからこそ未来が開ける。事実を知り、話し合ったからこそ、本当に愛し合える。
意図的に作られた『美しい歴史』を押しつけられたくはない。
目に見えない壁を乗り越えるにためには、日本とアジアが本音で語り合うことが必要だ。
そして、あの戦争に関して、共通の歴史を共有することが、唯一の解決の道だと思う。その日はいつくるのだろうか?
靖国神社への参拝問題についても、毎年のように問題が起こる。中国は、政府としてはこの問題をあまり追求する気はないようだが、一般の中国人は熱くなっている。国のために亡くなった人達の霊を慰めるのは当然のことだ。
しかし、靖国神社は事情が違う。天皇を神とし、戦犯を英霊として祀る施設に首相が参拝する姿を見れば、多くのアジア人が『日本は国として、あの戦争が正しかったと考えているのではないか?』ととらえるもの無理はない。
宗教と政治を引き離し、靖国神社以外に戦没者を祀る施設をつくれば、アジアのひとたちもきっと納得するはずだ。こうしたプランが遅々として進まないことに、歯がゆい思いをしている人も大勢いると思う。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/52013.html