>>>パレスチナの未来を思うなら(下)
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/08/05 12:05 投稿番号: [49027 / 118550]
多くのパレスチナ人が自爆テロに賛成している(ように見える)。だから自爆テロを実行するハマスを多くの人が支持している(ように見える)。だから、パレスチナ=ハマス(のように見える)とは、あまりにもお粗末かつ乱暴な定義づけです。
このような単純化した図式を前提にしては、導かれる結論もcorruptになります。貴女が導きだそうとしてる結論はmaster solutionではなく、非常におおざっぱで乱暴なabstraction of truthなんです。効果的な比喩は、前提が確実であってこそ成り立ちます。比喩を固めるそれぞれのパーツが確立していなければ、効果的な比喩ではなくなるのです。
> 私が前提を極端なものにした意図は、たとえパレスチナ庶民の目的がイスラエル国の滅亡とユダヤ人の皆殺しだったとしても、和平を選ぶ
> ことがパレスチナには最善の策なのだと言いたかったからです。
最善の策が「和平」であることを強調するために、イスラエルを“最大の悪”としたり、”ユダヤ人の皆殺し”をパレスチナの第一目的に仕立て上げる必要はありません。最善の「手段」が和平なのであれば、なぜイスラエルは和平に応じるのか、パレスチナの求めるどの程度のことが受け入れられるからパレスチナ側にメリットがあるのか、などを客観的かつ具体的に説明しなければ説得力がありません。要は和平の条件です。
和平に応じたとき、パレスチナの平和と安全はどのように保障されるのか、それを提示することの方が、前提のcorruptな比喩よりもより説得力を持つと思いますよ。
> パレスチナが本当に生き残りたいなら、将来独立を目指したいなら、悔しくてもイスラエルと和平を結ぶ以外に道はないのです。
パレスチナ側にどれだけの平和、安全と自由が認められるのか。その明確なアウトラインがない限りは、安易に和平に応じることはパレスチナの得にはならないと思われます。
これは メッセージ 49026 (etranger3_01 さん)への返信です.
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